うお

言葉トレーニング

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最近の記事

散歩をするようになった理由

ある日僕は気づいてしまった。 「運動をしてなさすぎる」と。 普段から公共交通機関で通学し、運動部にも所属せず、体育の授業は無い。そのため僕はほとんど体を動かしていない。断言する。 運動不足は健康には良くないし、体力が衰えるのは嫌だ。何かしなければ。 そうは言っても運動が嫌いな僕が何か始められるはずがない。自分の部屋で楽器を弾いたり、インターネットの海を漂ったりしていたい。 と、こんな感じで脳内では危機感と怠惰が四六時中言い争っている。この戦いが終息することは無いと思わ

    • 「きみの色」を見てきた

      こんにちは、うおです 夏休みは後半、バイトや自動車学校の合間を縫って久しぶりに映画を見てきました。 僕は軽音部に所属しているというのもあり、バンドもの、音楽ものの作品が大好きだ。そのため今回は「きみの色」を見ることにした。 監督は「けいおん!」や「聲の形」で知られる山田尚子さん、音楽は様々なアニメ作品のサウンドトラックを手掛ける牛尾憲輔さんが担当されている。 極力事前情報は入れずに見たため、純粋に作品に没頭することができたかなと思う。 作品の大まかな内容としては、感

      • betcover!! 魂の全曲レビュー

        ヤナセジロウのソロプロジェクト、betcover!!の全曲レビューです 1.high school !! ep.1.いつかの魔術師 魔術師を思わせる不思議なSEが流れ、ゆったりした曲調かと思ったら心地いい4つ打ちのビートが聴こえてくる。最初の50秒間からもうすでに楽しい曲。スタイリッシュなリズム隊にふわふわした掴みどころのないギターの音像がよくマッチしており、そこに柳瀬二郎のユニークな歌詞が乗っかり完全独自の音楽になっている。 2.I wanna be with you

        • サカナクション SAKANAQUARIUM 2024 "turn" ライブレポ

          こんにちは、うおです 6月15日にポートメッセなごやで行われたサカナクションのライブ「SAKANAQUARIUM 2024 "turn"」に参加してきました。今回はその記録を書いていこうと思います。 ⚠️文の全体にネタバレを含みます。 文の一番最後にセトリを載せる予定ですが、本文中にも曲名をそのまま表記するのでこれからライブに参加するという方はお気をつけください。 まず、ライブが始まる前の話。 (ここはまだネタバレ弱めです) 今回の会場であるポートメッセなごやは大き

          出会えたきっかけ

          こんにちは、うおです 皆さんは「好きなアーティストと出会ったきっかけ」って覚えているでしょうか? 音楽番組でたまたま、知人の紹介、ジャケットが気になって、などいろいろあると思います。 僕も思い出深い出会いがいくつもあるのでその中から特に印象的だったものについて話そうと思います。 サカナクション 時期:中2 初めて聴いたアルバム:834.194 YouTubeで新宝島のMVを見てから虜になった。MV前半でステップを踏み続けるダンスの面白さと楽曲後半でメンバーが楽器を

          出会えたきっかけ

          僕はこっち派

           世の中には「〇〇と〇〇だったらどっち派?」というニ択の質問が多くある。ひとつ例を挙げるなら「きのこの山かたけのこの里か」だろう。多くの人に馴染みのある有名なお菓子に関する質問だ。僕も友人との他愛のない話をする時の会話デッキにこれらの質問はいくつか入っており、皆自分の派閥の物に対して色々な感情を抱いているためなかなか盛り上がる。ちなみに僕は断然「きのこの山」派である。これは例えたけのこの里がセールになっていても、好きな女の子に否定されても絶対に揺るがない僕の芯の一つなのだ。

          僕はこっち派

          椎名林檎の新曲とMVの感想を書く

          こんにちは、うおです 椎名林檎名義で5/28にリリースされた6曲の新曲に度肝を抜かれたので感想を書いていこうと思います 1.ちりぬるを(中嶋イッキュウ) 最初に発表されたのはジェニーハイやtricotで活躍している中嶋イッキュウさんとの「ちりぬるを」。小気味いいビートと銅鑼から始まるイントロから始まり、フルートが鳴り響く本曲。今までにないリズムパターンにまず驚かされました。フルートは過去に「走れゎナンバー」などでも用いられており、新しさを味わいつつ過去作の引き出しを開け

          椎名林檎の新曲とMVの感想を書く

          僕と藤沢ルーザー

          ASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドに傾倒していた時期がある。まっすぐなギターロックのサウンドは僕の耳に馴染みやすく、その時の気分に関わらずいつでも聴いていた。その頃一番聴いていたのは当時の最新アルバムである「サーフ ブンガク カマクラ(完全版)」だった。実際の駅名が曲名に入っており、鎌倉や江ノ島に行ってみたい!という憧れを持つ僕はいずれ現地でこのアルバムを聴きながらその路線に乗りたいと思っている。  その中でも特に好きな曲がある。それはタイトルにもあ

          僕と藤沢ルーザー

          Cody・Lee (李)「生活」

          2024年5/15日、Cody・Lee (李)のニューシングル、「生活」が発表された。これまでの活動でずっと「生活」について歌ってきたCody・Lee(李)の高橋響が「ひとつの答え」と言うのは一体どんな曲なのか、ジャケットや参加アーティストについても触れて、感想を少しばかり書いてみようと思う。 僕がSpotifyを開いてまず思ったのは、ジャケットのオマージュだった。深めの青に白いゴシック体の英字で小さくタイトルを書く、これは Mr.Childrenの「Atomic Hear

          Cody・Lee (李)「生活」

          JAPAN JAM 2024に参加した話

          こんにちは、うおです 千葉県の蘇我スポーツ公園にて開催されたフェス、JAPAN JAM2024の4日目(5月4日)に参加してきたのでその様子をお届けします! 参加前 今回の舞台は千葉県の蘇我スポーツ公園。広大な芝生のコートとスタジアムを有するため、ステージを4つ建ててもおつりが出るほど。そこまでのアクセスは電車もありますが、周辺の駅から出ている無料のシャトルバスが便利でした。そのため、アクセス面で困ることはほぼ無かったのですが、ひとつ挙げるとすれば東京から千葉までの道の

          JAPAN JAM 2024に参加した話

          初めてのCD

          こんにちは、うおです 皆さんは自分が初めて買ったCDって覚えていますか? 僕ははっきりと覚えています。中学2年生の時に、ビリー・アイリッシュの1stアルバムを買いました。 初めて曲を聴いたのは数年前、僕はよくテレビでドラマを見ており、ドラマが始まる度に「主題歌は誰が担当なのだろう?」と楽しみにしていました。 毎度のこと、見ていたドラマの初回が終盤に差し掛かり、流れたのはそれまでに聞いたことの無いビート。余りのかっこよさに胸を打たれたその曲こそ彼女の代名詞的名曲である「

          初めてのCD

          ベースの良さを伝えたい。

          こんにちは、うおです 突然ですがあなたは「ベース」は好きですか? 僕は大好きです。 僕は軽音楽部に所属しており、高校1年生の5月からベースを始めました。 始めて約3年が経った今でも、好きな曲のコピーをしたり、それなりにライブもしたりして充実したベース生活を送っています。 今回は僕が人生で一番弾いた楽器であるベースについて少し語りたいと思います。 その1 唯一低音を担っている これは当然な事だが、ベースは一般的なバンドアンサンブルの中で唯一低音を担当している。そのため

          ベースの良さを伝えたい。

          「葬送のフリーレン」に今更ハマった話

          期末テストが終わり、自由になった2月。久しぶりにAmazon Prime Videoを開いてみるとランキングの画面が。そこに映っていたのは9月末から放送されていたアニメ「葬送のフリーレン」。学校の友人から勧められてはいたもののイマイチ惹かれず放置していたが、この投稿を見てそんな思いは遠くへ飛んでいった。 なんとくるりの岸田さんが葬送のフリーレンを見ている…! 居ても立ってもいられず第1話を再生。第1話を見終え、まず思ったのが音楽の良さ。音楽はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13

          「葬送のフリーレン」に今更ハマった話

          椎名林檎「無罪モラトリアム」

          はじめに このアルバムの登場によって驚かされた人、心を救われた人、勇気づけられた人、色々な人がいると思う。僕も実際多くの場面でこのアルバムによって心を救われ、元気づけられ、思い出に残る時間を過ごすことができた。そんな「無罪モラトリアム」という名盤についてアルバム紹介の記念すべき第一回として書いていきたいと思う。 1.正しい街 アルバムの1曲目は力強いドラムフィルやギターのノイズから始まる「正しい街」、パワフルなロックサウンドに少女らしさを残しつつも艷やかなボーカルが乗り

          椎名林檎「無罪モラトリアム」

          くるりのツアーに参加した話

           こんにちは、うおです。  初めての音楽関係の投稿はアルバム紹介にしようかとも思ったのですが、ライブのレポートについては時間が勝負だと思うので先に書かせていただきます。  今回のライブ、存在自体はSNSや音楽雑誌などを見ていたので以前から知っており、ライブ当日の数週間前になって金銭面、スケジュール面に余裕を感じたので行く事を決心しました。名古屋に。  今回の会場はZEPP Nagoya。  収容人数は1,800人ほどで大規模なライブハウスだな、という印象でした。チケット申

          くるりのツアーに参加した話

          初めてのnote

          初めまして、うおと申します。 これからこのnoteという媒体を使ってしていきたい事や簡単な自己紹介をしようと思います。 いかんせん日本語の扱いがまだまだ下手なの(いかんせんの意味の理解も怪しい)その辺りはどうぞ温かい目で見守って頂けるとありがたいです。 この文章を書いているのは自分が18歳を迎え、日が浅い高専の3年生の時で最近は邦楽を中心に新譜を漁る日々を送っています。また、所属している高専の軽音楽部ではベースを務めており、日々バンド活動に勤しんでいます。 そんな生活

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