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私のひまわり先生

明るい母として

子どもたちの支えになりたい、

元気づけたい

なんて思っていたのに

気づいたら

肝心の私が元気ないじゃないの

特に何かあったわけでもないのにね

遠くでひまわりがあきれて笑ってる

私の脳内のひまわり先生

「先生、私の何がダメなのかなぁ」

「頑張りすぎて、キツくなったんか?」

「最近、頑張れば頑張るほど空回りなんです」

笑っちゃう

なんだか、しょうもない理由すぎて泣けてくる

それでも、自分の気持ちを

キチンと言葉にできた


「私を見て」

「私が何を一生懸命やろうとしているのか、知っていて」

いい大人が、恥ずかしくて、

こんなこと誰にも言えないよ

家族もみんな生きていて

それだけで幸せ

馬鹿みたいに贅沢な悩み

私は、透明人間

誰にも言えないよ


それでも、時々は心をキチンと受け止めよう

「お弁当、毎日大変だね、

いつも頑張ってるね、お疲れ様」

「いえいえ、母としては、赤点ギリギリです」


ひまわり先生に褒めてもらおう


「明るく温かく爽やかに」

みんなの邪魔にならないようにしていたら

ひとりぼっちになっていた


スッキリ泣いて、

ひまわり先生に、また会いに行く。