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謎解きワールド 1枚謎謎解き2 黒の部屋の迷宮 全問題解説とその他もろもろ。

はじめに

こちらは私が作成したVRChatのワールド1枚謎謎解き2 黒の部屋の迷宮の全問題を解説する記事になります。ネタバレに注意。

未プレイの方はこちらのワールドリンクからどうぞ。

今作で意識したこと

解説の前に今作で意識したことをちょびっと書いておきます。

1枚謎が主体のシンプルな謎解き

前作に引き続いてこの方針で進めたかったのでほぼ全部の問題が1枚の画像で完結するようにしています。
次にワールドを出すとき(そんな機会があるかは知らない)は一枚謎にこだわらない別のスタイルの謎解きを出すと思います。

前作より優しめに、問題は素直に

前作(白の部屋の迷宮)が謎解きワールドの処女作だったわけですが、その時は平均的な難易度を意識して作成していました。ただ、私の気まぐれで無駄に難しくなっていたり、ちょっぴり理不尽な箇所があったのでその反省で今回の問題は素直、優しめ(たぶん)になりました。

ネタバレ回避スペース

ここからネタバレになります。




















部屋の構造について

察しの良い方はワールドに入る前からわかるかもしれません。前作と同じくワールドのサムネの枠と同じ構造になっています。
これ以降の解説は以下の図のA~D、1~4で部屋を表現し解説していきます。なお、ワールドに入った時の部屋はA4の部屋になります。
ワールドの仕様上、厳密な攻略順はありませんので、上の目次からジャンプして答えを知りたい部屋の項目を確認してください。
(例: 一番左上の部屋はA1の部屋)

こんな単純な構造で迷宮と言っていいのだろうか?でも実際に入ってみると迷うんだよね。
サムネに使われているやつ

A1の部屋

謎解きでおなじみ(?)の12種類シリーズですね。

この四角はそれぞれの月で何日まであるかを示しています。
赤四角の次の-3 or -2と次の次の+3 or +2は日付が確定していません。これはうるう年によるものです。これを踏まえると赤四角は1月を表していると推測できます。よって正解は31になります。

A2の部屋

発と中があって白いもの(右の白丸)があるのでこれは麻雀です。(違)

色分けされた例から4つのものを左右に分離しているとわかります。
ここで四字熟語が分離されているものだとして見ると、上から百発百中、三寒四温、十人十色、一期一会となり、①~④にはそれぞれ百、三、十、一が入ります。得られた漢字を順にそのまま読んだものが正解です。正解は131です。

A3の部屋

青い文字はG, H, I の想定…

?が紫色であることから、赤と青が重なるところが答えになると考えられます。上の赤と青のデジタル数字で同じ場所にあるところだけを見てみると新たに三桁の数字が出てきます。正解は541です。

A4の部屋

最初は例題として出すつもりだったけど割とこの問題の出来が良いので最初の部屋も問題にしました。総当たりしたらすぐ正解できちゃうけど。

最初の部屋にある問題です。
数字はじゃんけんで立てた指の数を示しています。0はグー、2はチョキなので、パーに相当する数字を答えればよいとわかります。正解は5です。

B1の部屋

矢印が見慣れない形をしているのはこの変換を別の問題で使いまわそうかなと考えていた時の名残です。結局使えなかった。

矢印による変換は、左の数字の7セグの光っている箇所の数になっており、一番下の749を変換した結果を答えればよいとわかります。正解は346です。

B2の部屋

良さげな四字熟語を探すのにちょっと苦労します。思っている以上に制約が厳しい。

右の数字は左の各漢字の画数を表しています。一日千秋を数字に変換すると正解は1439になります。

B3の部屋

右は1~9までしか入れられないので左のアルファベットはA~Iまでしか使えないのです。

アルファベットと数字が一対一で対応しており、A=1, B=2, C=3 … となっています。HEADを変換すると正解は8514になります。

B4の部屋

最初は左の丸に初期位置を示す赤い丸がありました。もともと簡単よりだったのでなくしました。

右にある矢印の方向に線を引いた場合、どのようなデジタル数字ができるかを答えれば正解です。上は5、下は7になるので、正解は57です。

C1の部屋

多分一番存在感が強い。

ゲーミング6。正解は6です。
どちらかというとこの部屋は最終問題のヒント(になっているのか?)としての意味合いが強いです。

C2の部屋

実際に大きさを調べて正確に問題を描きました。

四角がお札、丸が硬貨だとすると、右辺はおつりだと推測することができます。ここから考えていくとどの例でもおつりにお札がないため、お札は1000円です。また、左辺の硬貨はおつりの硬貨の枚数や(物理的な)大きさから考えると上から500円、10円、100円、1円になります。
これらより???に入るおつりは999円だと推測できます。正解は999です。

C3の部屋

いろいろな要素が詰め込まれているが英単語に変換する段階で正解は予想できそうですよね。

丸も四角もアルファベット1文字が入ります。
四角は方角の一部分が切り取られており、対応する方角の頭文字N, E, W, Sのどれかが入ります。
丸の間に等号がある場合、上下の丸に同じアルファベットが入ります。
これらを踏まえると、以下の式が出来上がります。

  • NIGHT = 夜

  • EIGHT = 8

  • EVEN = 偶数

  • SEVEN = 7

  • WINE = ワイン

  • NINE = 9

  • ONE = 1

これらから得られた①~④の数字が正解になります。正解は8791です。

C4の部屋

最後に作った問題。いいアイデアがあまり浮かばずちょっと心残りな問題ですね。
ちなみにこの問題を即答する人がいたらその人は多分理系です。

言ってしまえば2進数を10進数で答えるだけです。
法則としてはそれぞれの丸を右から1, 2, 4, 8, 16, 32, 64として、赤くなっている部分の数字の合計が右辺の数字になります。
なので、一番下の答えは 1+2+4+8+16+32+64を求めればよく、正解は127になります。

D1の部屋

クリア部屋になります。ここに問題は書かれていませんが、最初の部屋の説明に答えが書かれています。正解は8です。

D2の部屋

最終問題です。

※注意!解説のために他の部屋のすべての解答を記載しています。

この問題をクリアするとクリア部屋へ進めるようになります。
まず、この部屋にある問題から以下のことがわかります。

  • すべての扉は1~9のどれかに対応している。

また、ワールド内の答えを見渡してみると以下のような特徴があることが確認できます。

  • 扉の数と答えの桁数が一致している。

  • 隣り合う部屋には必ず同じ数字が存在している。

これらからワールド内の答えには以下のような法則があると予想できます。

  • 扉と数字が一対一で対応している。扉に対応している数字の組み合わせがその部屋の答えになっている。

  • 隣り合う部屋同士の扉は同じ数字を共有している。

この法則を踏まえて、クリア部屋に行くまでに解くことができる問題の答えから得られる扉と数字の関係は以下の図のようになります。

7のフォントがワールドとちょっと違う点については目をつむってね。

ここで得られた数字、最終問題に書かれている小さい順にするという指示から正解は389になります。

ここまでが完全な正解ですが、この問題を正解するためにここまで完璧に理解する必要はありません。
扉と数字が対応している、隣り合う部屋の扉の数字は共有している、正解と扉の数字は共有しているという事実さえ理解できれば、少しの考察と少しの総当たりで正解できます。

  • D1への扉は8であることがわかります。(最初の部屋にクリア部屋の答えが明示されており、ほかに扉がないため8で確定する)

  • C2への扉は9であることがわかります。(答えが999であり、すべての扉が9で確定する)

  • D3への扉は3, 1, 7 のどれかであることがわかります。最悪ここを総当たりすれば正解可能です。なお、D3にある扉はC3とD4の解答からすべての数字を推測できるので、総当たりせずとも推測可能です。

D3の部屋

この問題を成立させるために7セグフォントを少し改変しています。

下の2つの例はそれぞれ英語に変換する、180度回転させるという操作を行っています。この操作をもとにうそを変換すると、
うそ→LIE→317 となります。正解は317です。

D4の部屋

実は書かれている数字を入れるだけでいいらしい。

ワールドのサムネイルや最初の部屋にあるタイトルの数字を入力すると正解になります。正解は12です。

細かい位置や色も一致していますね。


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