No rules 世界一自由な会社Netflix

2021年5月2日読了

1997年創業Netflix の成功秘話や会社のカルチャーをまとめた1冊。細かな会社のルールではなく、ネットフリックス的な考え方がまとめられた著書になっている。能力密度を高め、ルールではなくコンテキストによるマネジメント、そしてグローバル展開をしていく上での、地域ごとのカルチャーへの理解が必要となっている。

まず、能力密度を高めるといった場合に、「良い人だが、能力が足りていない」という人には、十分な退職金を払って退職してもらう。そして、brilliant jurk (=賢く仕事ができるが、嫌味な人)も組織としての成果を高めるのに、支障をきたすので、同様に退職してもらう。能力が低い人、JURKがいると、負の影響が発生する。組織の最適化のために、payをしながら、退職をしてマラ卯という決断を下すことが非常に重要になる。この能力密度が高まっている状態が今後の内容の土台になる。

能力密度が高まったら、次に行うのは、個人への裁量を高め、承認というプロセスを撤廃することだ。スピード感を重視した業界において、承認を経る必要があることは時に重大な意思決定路を行う際に支障をきたしてしまう。

コントロールではなく、コンテキストを。規則やルールによってコントロールするのではなく、条件や目標の足並みを揃えて、社員個人に裁量を付与することを推奨している。


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