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今週読んだBLとつくりおき(3/18-3/24)

今週読んだBLとつくりおきのメモです。


□今週のつくりおき

☆きのこのレモンマリネ
好みのきのこを食べやすい大きさに切って鍋に入れ酒(あれば白ワイン)を加えて蒸す。
塩、コンソメ、メープルシロップ、オリーブオイル、レモン汁をよく混ぜてマリネ液を作り、保存容器に移したきのこを和える。
☆もやしとかにかまの中華和え
もやしと小松菜をレンジでチンして水を切り、ほぐしたカニカマを加えて中華だし、ごま油、酢で和える。
☆ひじきの重ね煮
鍋の底から塩1g→水で戻したひじき→こんにゃく→油揚げ→にんじん⇨塩1gの順に重ねてとろ火で40分。
☆切り干し大根のはりはり
戻した切り干し大根と千切りしたにんじんととろみ昆布に砂糖、醤油、酢、煮切りみりんで和える。
☆にんじんのハーブ炒め
千切りしたにんじんをオリーブオイルで炒めて、塩胡椒、ハーブミックスで味つける。


■今週読んだBL


ほぼ再読。おやゆび王子の初恋以外はKindle Unlimitedに入っています。(2024年3月時点)

★ウサ耳オメガは素直になれない


オメガにだけ獣の耳が生えている世界観のオメガバースで、うさぎの耳を持って生まれたが幼い頃に耳を切除し強いコンプレックスを抱えながらΩ性を隠して生きてきた強気受けが、転職先のアパレル企業で出会った完璧なαのスペックを持ち合わせたデザイナーの攻めに一目惚れしてコンプレックスと向き合いながら恋を育ていく獣耳オメガバオフィスラブ。
受けは普段は強気でクールな顔をしたバリバリのしごできリーマンだけど、ネガやヒートに入ると情緒ぐずぐずの甘えたになるギャップがかわいい。
攻めは喧嘩腰で強気な受けをものともしないおおらかな男前加減がはなまる。情緒ぐずぐすモードの受けのギャップに見事にやられて甘やかしまくる溺愛攻め。
クリーンそうな企業なのに受けが一人ブラック企業な働き方してるのと、濡れ場で受けと攻めもしっかりゴムを準備している抜かりなさが意外でちょっと気になった。
(ネタバレになってしまうので小声で言うけど非定型オメガバースの中ですごく好きな作品)

★おやゆび王子の初恋


おやゆび姫がモチーフのお話で、家族を失いひとり家具屋を営むミニチュア家具職人の受けと魔女にかけられた呪いでミニチュアサイズになり100年の眠りから目覚めた放蕩王子の超逆体格差×身分差ラブロマンス。
なにかと血腥い官能童話シリーズの中で貴重な穏やかな空気で進む作品。血で血を洗うドロドロサスペンスやバトルはないけれど、同性愛が禁忌の時代背景で境遇は違えど孤独だった受けと攻めが恋を知って愛する二人の人生が続いていく結末に胸がじんわりと暖かくなるお話でした。

★俺が好きなら咬んでみろ


刑事の攻めが追っていた犯人に刺されて死にかけてたところを通りすがりの吸血鬼に救われて吸血鬼として蘇るところからはじまる腐れ縁のおっさんのラブコメミステリ。
長年思い続けた受けの血液が甘露のような魅惑の味、というヴァンパイアBLあるあるではなく、不摂生を重ねた水商売のおっさんの肝機能コレステロール値高めの血はクソ不味いと評されているあたり非常におっさんの肉体の解像度が高くて最高のおっさんラブ。

★ifの世界で恋がはじまる


システム開発会社で営業部に異動させられたエンジニアの受けが部署に馴染めず、営業指導してくれている成績トップ営業マンの攻めとはギスギスして鬱屈とした日々を過ごしているなかで、偶然足を踏み入れた神社のご加護で何もかもうまくいっている素直な自分がいる並行世界に飛ばされて、自分にすこぶる甘い仮想世界の攻めと過ごすうちに、本当の自分がなるべき姿と現実世界の攻めへの恋心に気付いていくSFオフィスラブ。
受けの片想い描写が長いが、並行世界から戻ってきた受けが影響を与えた男(並行世界の攻め)に妬心を燃やしまくっていて実は両片思いなのがいい。
めちゃくちゃ丁寧に受けの成長と片思いが描かれてきたのに、想いが実って即ホテルのスピード展開にはちょっと笑った。受けが緊張や不安に陥ると体温が下がってしまう体質を待っていて、受けの体質を考慮した手に触れる描写が印象的。

★来たる晴れかけの明日よ


廃品回収業を営むあんちゃんが回収先で棄てられていた少年を拾って仕事を与えて暮らしていく中で人生を組み立て直していく再生ラブストーリー。
胸糞の悪い攻めの毒親が出てくるけど結構あっさり親との縁切りは済むのでそこまで重くなく読める。
濡れ場の導入で攻守があやうい感じでひつっかみあってもつれこむのがめちゃよかった。

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