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〇〇展へ行ってきた話


①セーラームーンミュージアム(4月)


なんば愛してる

4月某日、セーラームーンミュージアム巡回展に友人に誘われ行ってきました。
昔の絵は勿論、アニメのセル画、「エヴァ」の庵野監督が手掛けた絵コンテなど、こーーーーーれはたまりませんな、な展示でした。
ほとんど撮影はOKでしたので、載せていきますね。
言葉はいらない。ただ見てくれ。

最近の描きおろしイラスト。進化し続ける武内直子姫先生の圧倒的画力・・・
戦うつよい女の子の元祖作品なのです

なかよしは小学生の時にずっと買ってたので、当然セラムンもリアタイ世代なのですが、実は最終回は朧気で・・・(笑)。
凄くアニメのイメージが強かったんですよね、自分の中で。
原作とアニメは全然違うんです。内容がね。
ただ、このセリフは凄く印象に残っています。カッコイイ・・・!ってなったもん。
当時はまだまだ男女平等の声はあっても小さかった時代だと思うんです。
ランドセルの色一つとっても男の子は黒!女の子は赤!もしくはピンク!
そんな時代でした。そういう意味では今は、いい時代になったと思います。


自創作の制服のモデルにしてる私立十番中学校のセーラー服


こちらは十番高校の制服。足元からおしゃれなんだよなぁ

アニメでは省略されてる(と思う)んですが、やっぱり原作ではあったよ!レースフリル。
私このレースフリルのあしらった制服が好きで好きで・・・
プリキスの桜美丘中学の制服も、レースフリルが付いていますがこちらがもとになっております。かわいいよね~~~!!!
セーラー服が昨今減って悲しい。ブレザーもかわいいんだけどね、セーラー服はいいんだぞ、と声を高らかに叫びたい。

こちらのシーンはうさぎとタキシード仮面こと千葉衛の未来の娘「ちびうさ」の初登場シーンですね。アニメだと丁度無印とRの間の回かな?
ちびうさすきだったな~!

心の女児が騒ぎ出すお宝付録の数々。これもってたー!

こういった色味使いは、真似しようと思ってもできないんですよ。
でも、どれほどの絵を描く女の子が憧れただろうなぁ。武内先生に。
私も勿論その一人。こういうのこそ唯一無二ですよね。

当時は気が付かなかったヴィランの魅力。今見たら絶対好きな奴やん・・・

セーラームーンはヴィランズも魅力的なんですよ。
私が印象に残っているのはこちら。

うさぎの親友なるちゃんとネフライト様の悲しい恋物語は大人になってから泣いちゃった

初代アニメなんですけどね、これ原作にはあったのかな・・・?
主人公のうさぎと衛を差し置いてって感じなんですけど、大人になるとこの二人の良さがわかったりする。なるちゃんはいい女。

ストーリーとしては最初なるちゃんをだましてネフライトが近づくんですけど、だんだんほだされちゃうんですよね。最後はなるちゃんをかばって死んでしまうという・・・

これに限らずですけどアニメは色々・・・衝撃的だったな・・・
普通に初代ではセーラー戦士全滅しますしね・・・一度死ぬんだよね、確か。

あと写真はないんだけどうさぎの娘のちびうさがヴィラン化したときは変な扉が開きかけました。キャラクターデザインが秀逸でした。

猫のルナが人間になった姿。かぐや姫の恋人、原作も含めて大好きでした。


セーラーウラヌス、みんな大好きだろう?俺もだぜ。
でも実は小学生当時はちょっと苦手でした。昔の自分どうかしてるぜ!
このブレザーもお洒落なのよ・・・

それでは最後にこちらをご覧ください。


タキシード仮面様~~~~~~~~~~~!!!!


②桜井のりお画業20周年記念展(7月)


僕ヤバ原作&アニメをある程度履修してから行きました!


7月某日、母のお墓参りに行きまして。
実はその道すがらに行ける距離にあったので、思い切って行ってたんです、桜井のりお先生展
手足口病とか、手足口病とかでガチでいいことねーなーって感じだったんで、自分にご褒美をあげる気持ちで行ってきました!(勿論完治してから行きました!)


シュールなギャグが持ち味
ほとんど同世代だった

桜井先生、ほぼ同い年なんですね・・・!
でも高校生から漫画家として活躍されていたそうで。
貴重なネームとか沢山展示されていました。
先生、ネーム(下書き)と清書がほぼ同じ・・・!そして書き込みもすごい。
隔週更新ペースでこれは凄いと思いました・・・筆が早すぎる。


ネーム段階
下描き。見せコマが反転してるけど、大体同じですね。ここまではアナログなんだなぁ…
完成原稿。美麗
女の子の中に光る僕ヤバ主人公、市川氏

のりお先生の持ち味って、リアリティがあふれるところなんです。
私びっくりしたんですけど、中学校の名札…!あれ、漫画で普通描きます?真っ先に省略するよね。

でもね、それを描くことでリアリティが増したりするんです。
あと職員室に入るときや式典などの大事な行事ではリボンをきちんと結ぶとか…細かいんですよ。あっ、やってたな〜〜〜懐かしいな〜…と感情移入しやすくなるわけです。すごいよね。

僕ヤバはフォロワーさんにおすすめしていただいて読んだのですが、少女マンガではないからこその萌えが詰まってます。
「僕の心のヤバいやつ」というタイトルの通り、一貫して主人公の男子である市川くんの心の声しかモノローグにはいってこない、(=だから「少女」マンガではない)んですが…
画で見せてるんです。もう狂おしいくらいのヒロイン・山田の市川くんへの気持ちを。

最近は読者さんがスキマ時間で漫画を読むためにとにかくわかりやすく、簡潔に!と提唱されるし、私もそのように日々製作してます。
それでいったら僕ヤバはある意味不親切な漫画に該当するかもしれません。
でも私はこの読者さんに委ねるというか、ある意味で信じるのりお先生の作風が大好きになりました。

あとこちらの展示会ならではの特徴かもなんですが、とにかく私と同じくらい、もしくはそれ以上の年代の男性のお客様が多かったように思います。僕ヤバって青年誌(チャンピオンクロス)だもんね。


後日岩手県は花巻市のアニメージュとジブリ展にも足を運びましたが、そちらはあまり写真も撮らなかったので割愛しますね。

数々の展示会に行けて、良かったです!
せっかく開催されやすい地域に住んでいるので、こういう催し物は今後も積極的に足を運べたらな〜と思ってます😍💕