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CoCalcにおけるJuliaパッケージ追加

ハマったのでメモ。

Juliaというコンピュータ言語があります。2012年に最初のバージョンがローンチされ、近年かなり普及している言語です:

Pythonに似通った言語でありながら非常に高速に動作するため、学術計算界隈で特に人気です。

さて、JuliaのコードをCoCalcで実行したいと思いました:

CoCalcは様々なコンピュータ言語が実行できるwebベースのクラウドコンピューティングプラットフォームです。無料でも使うことができるので、コンピュータ言語に手軽に触れたい人、またLinuxを使ってみたいという方にはよいサービスだと思います。

もちろんCoCalcにもJuliaを導入できます。以下のサイトに従えばすぐにインストールが完了し使用できます:

しかし各種パッケージを導入しようとしたところでハマりました。JuliaにはPython同様様々なパッケージが存在しており、普通は例えばREPLと呼ばれるインタラクティブなJuliaの実行環境において

import Pkg
Pkg.add("(パッケージ名)")

を実行すればインストールできます。ところがCoCalcでは上記コマンドを実行してもエラーが生じてインストールできません(/ext/…に存在するProject.tomlというファイルがread-onlyである、というエラーが出ます。)

解決法はCoCalcのマニュアルにちゃんと記されています:

JULIA_DEPOT_PATHという環境変数を

export JULIA_DEPOT_PATH=$HOME/julia_depot

のように設定します。あとはREPLで前記したコマンドを実行すればパッケージがインストールされます。

誰得?という記事で失礼しました。おしまい。$${{}_\blacksquare}$$

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