キリスト教監視団のものだっ！
さて、夜のバーンブレイバーン3話視聴まで暇だから何事か書く。
そして前置きだ。
この話は丸っと無視される気がするンゴ……
いやね、ブレイバーンがリンゴの名前だから７つの大罪とかとのコンビネーションでまたキリスト教に題材を取って……という話を見かけたんだが……
まぁ、みんな旧約聖書は読んで無いだろうから仕方ないんだけど、知恵の樹とかの基本的な話をしよう。
エデンの園にあったスペシャル大樹は2本ある。
知恵の樹と生命の樹な。アダムとエヴァが食ったのは「知恵の樹」の果実。これで知恵つけたせいで人類の祖は失楽園した。
生命の樹の実を食べると不死になる。知恵の実に続いてこっちまで食われたら堪らんゆーこってアダムとエヴァは失楽園した事になっとるんだが……実は旧約聖書中にリンゴが云々の記載はない。
で、次に思い出して欲しいのだが、俗に「アブラハムの宗教」と呼ばれる中東原産の一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は実は同じ神様崇めてる)は全て中東原産なの。キリストさんが白人風に描かれてるから誤解されやすいのだが、
ナザレって北部イスラエルでバリバリのアラブ人エリアやねん。
で、アラブ人ってこの辺に住んでるんだが、このエリアってリンゴ生えるほど冷涼な気候じゃないんだわ。北欧神話に南国特産のマンゴーや米が出て来ないように、アブラハムの宗教では冷涼な気候で育つリンゴ出て来ないと思うやで。見た事ないだろうし。
なのでブレイバーンがリンゴの品種だからキリスト教と結びつけるのはちょいと具合が悪い。更にここに昨今のイスラエル問題だ。
ちょっと今はキリスト教とかユダヤ教とか引っ込んでてくれないカナ？(威圧)
まじ勘弁してくれ。我々日本人が下手に手出しできない話やねん……
で、なんでエデンの園にリンゴという話になったかちゅーと──冷涼な気候でピンと来てると思うが……北欧神話に「黄金のリンゴ」っちゅーのが出てきまして、こいつが「生命の樹の実」と同じように食ったやつに不死性を与えてしまうんだわ。つまり中東原産宗教を中〜北部ヨーロッパに伝えた過程で「黄金のリンゴ」のイメージが重なり生命の樹=林檎の木、じゃあ知恵の樹も同じかと
混ざってしもたんだと思う。
そも、木の実食って長生きor不死はどこの文化圏にも類型がある。中華圏やインドでは桃ですわ(西王母の蟠桃とか。孫悟空もこの蟠桃食って不老になった)
中東エリアに生えてて宗教的な意味合い持ちそうな果実といえば
デーツだ。新約聖書にも旧約聖書にもコーランにも出て来る有名なやつだ。大体アダムとエヴァって裸族じゃん？
リンゴ育成する冷涼な気候だと風邪ひくぞ。あと2人が局部隠すのに使ったイチジクもナツメヤシと同じあたりが育成に適している。
さらにさらに、英語のappleという単語は元々木の実を意味する単語で、berryなんかと似た使い方してんのね？ ブルーベリーとかストロベリーとか「ベリー」って複合して色々な果実の名前になるでしょ？ アップルもpine-apple(パイナップル 松の木の実の意味)として僅かにその痕跡を残している。
という事で、ブレイバーンからリンゴを持ち出してキリスト教に繋げるのは無理があるかなーと思いつつも──知恵の実を食ったのが人間で、生命の実を食ったのがデスドライヴズとすると「奴らが不死で死を希求する」ってのにぴったり合致してしまうんですわ。
いやぁ、もうこれはどうかわかんねぇな
ブレイバーン達を「巨人」と見れば北欧神話に振れるし、キリスト教に振れば「７つの大罪と7つの美徳」の呼応で「色欲担当してそうなブレイバーンが反転して美徳を獲得し、純潔を担う」というパターンもあり得る。
そう、なんらかの形で反転して美徳を得てもらわないと……
ルルちゃんが高飛車令嬢になってしまうである。謙虚になってもらわなルイスも困る。
と、ここで仮説。
デスドライヴズは素体のままでは実は大罪を持っていないのでは無いか？ そもメカであるデスドライヴズの「暴食」ってなんやねん？
例えば、デスドライヴズが「取り込んだ有機生命体のエゴを拡大して大罪の力を得る」としたら、どうか？
ルルちゃんはデスドライヴズが前に滅ぼした星系の勇敢なる武人で、そこに誇りを持っていた。この辺でブレイバーンと知り合う。
しかしスペルビア(になった素体)に負けて取り込まれた結果としてエゴを肥大化されて傲慢の象徴になったのだとしたら？
イサミ
ルイス
ルル
ヒビキ
ミユ
ホノカ……
現状、ブレイバーンが妙に強過ぎるからね何らかの形でデバフかけて弱らせないとロボ戦が塩っぱくなる。
こっちの方が話転がりやすいし、ドラマ描けるんじゃ無いかなぁ？
方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました！ ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ！