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魚眼レンズ?

後から来た水星の魔女の第7話先行カットを「魚眼レンズ」だの何だの言ってる馬鹿を見た。これに関しては確実に私は否定できる……販売・設置してる監視カメラの中に魚眼レンズ採用モデルがあるからだ。

こんな風に歪む

これは天井面に取り付けて「下を見下ろす」絵であるが、魚眼レンズは超超広角レンズであり丸い画像の周辺部が極端に圧縮されて円形状に歪むのである。プロスペラの顔を魚眼レンズで見たら、この角度だと眉根が下がる垂れ目の絵にならなければおかしい。確かフォトショとかに魚眼レンズ効果があった筈だから、試しに絵を歪ませてみればいいのに。

で、この絵の出し方は仮面を使う上での基本的なやつで、能とかでも真正面で見せて無表情、上見て(眉根と口角が下がって見えるから)泣き顔、下見て(眉根と口角が下がって見えるから)怒りや不敵な笑い……面の見せ方、アングルで表情を変えて見せる。

能なんて古典芸能見たことなくても、このやり方はキカイダーの中でハカイダーが散々やっとる。

ハカイダーの口は曲面に真一文字に赤いラインが入ってるだけだが、僅かな角度を付けることで笑ったり嘆いたりしているように演技できる。能面の応用だ。

元々、ママン仮面はこんな形だ。

デフォで目がつりあがってるので、頭頂部方向からの俯瞰だと更に目がつり上がって見える。そして絵描きがこのアングル選んでるのだから、これはママンが怒りや圧迫面接じみたプレッシャーを発しているシーンであるのは確実だろうし、これで声が優しく問いかける口調なら「内心は激怒」と言う演出であろう。
尚、人間の目はカメラで言うイメージングセンサー部が球面の内側に張り付いてる構造なんで、広角レンズみたいな構造にしなくともかなり広い視野を持っている……つまり魚眼レンズを使う必要がない。ガンド目があるとしたら、古いモデルだと平板なイメージセンサーに魚眼レンズ付けて視野を確保するかもしれないが、最終的にはセンサー部を湾曲させて人間の目と似た構造を目指すようになるであろう。構造的にかなり難しいけどね!

実はこの「人間の目玉みたいな、比較的小型でグリングリン動くイメージセンサー」搭載しないから、ガンプラとかのロボはライフルに積んだ望遠鏡を覗き込めないのである。

顔のカメラ視線方向と銃の射撃方向が一致しない

テキトーな知識のまま、ググりもせずに発言するやつ多いなぁと思うおじさんであった。

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!