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わんわんお!

ワンちゃんの写真にこの題名、そこでフェイントかけてさてはガンブレモバイル記事だなと予想させ……

実際フレンドバトルの動画を上げて……


さぁ、これから正義の話をしよう。

しんどい奴だ。

こっからー

正義の反対はまた別の正義という話を演繹していくと、正義という概念は「ベースとなる前提」の数だけ存在し、日本の属する自由主義政体を信奉する国家間でらんらんるー出来るのは「前提が同じ = そこから導かれる正義が同じ」だからであると仮定できる。この時点で「正義という概念」は「前提と無矛盾で成立するある種の理念」ぐらいの意味になってしまうんだが、まぁそれは置こう。

ゲーデルの第二不完全性定理ではないが、ある公理系の無矛盾性はその公理系自身では証明できない。自由主義政体における「正義」も同様で、なんでそれが正義かって言ったらそれが正義であるから(前提からの演繹で無矛盾であるから)だよ! になってしまうのであるのだなぁ。前提が変わると正義が変わる。それは特定の理論体系から導かれたロジカルなものだからだ。

呉智英という人物がいる。封建主義者を自称して論述活動をしていたニャゴヤ方面の変人であり、たびたび私が言及する「思想上の師」とも言えるお方である。死刑廃止をして仇討ちを復活させよとか、いじめられて死ぬな、むしろ殺せ。君の身柄は少年法により保護される……みたいなぶっ飛んだ主張をかます道化師でもある。
変なことばっかり書いてるから当然変人と思われてる訳だが、思想の根幹は「現代を(前提を)疑え」であり、現代社会の諸問題を「別の概念の上に成立する論理体系」から俯瞰して評価しようという……やはりちょっと変なおじいちゃんと言わざるを得ない。

で。資本主義も共産主義もフランス革命以降の「前提」から導かれた論理体系な訳だけども、共産主義はずっこけた。まぁ借金まみれのニート思想家が考えた「ぼくのかんがえたスゴくさえたやりかた!」だから破綻するのはしゃーないのだが、綻びの目は同じように資本主義にもある。まぁ言ってしまえば「自由・平等」という概念……私は「この前提」が王政から権力奪取して資本主義を成立させる為の建前に過ぎないんじゃないかと考えてるんだが……この、疑う余地無く「現代の前提として正しいとされる公理or中心教義(セントラルドグマ)」になんか設定上の瑕疵とか何かの欠落があるんじゃないかと疑っている。


日本の場合、保守大正義とされる自由民主党。実は改憲を党是とする政治団体であり、そもそもここが保守総本山なのがおかしいって話なんだけど……結果的に様々な文脈の意見調整して妥当な意見を通すという意味では保守である。ていうか護憲論(現状の憲法のせいで発生してる問題はスルー派)かましてる社会党系勢力の方が右なんでないの? どうしてこうなったかなぁ(苦笑)

はっきり申し上げるが、自民党は別に自民党として政治してるわけでも無く「官僚主導の政策を多少自民党色付けて進めてるだけ」であり、国会の与野党の政策協議って「官僚案と素人案のすり合わせ」に過ぎんのですよ。国会議員って必ずしも社会の特定分野のスペシャリストではないかんね。別に立候補の際の要件に社会問題に対して一定の知見求められてないし。

さらに不味いことに、与党に反対しないと野党の意味が無いから無理矢理野党は与党と対立する姿勢を取らざるを得ず、つまり官僚支配体制との親和性が「絶望的なまでに無い」

よって、政権交代が起きると官僚主体でやってきた国策がコケまくり、政治や経済……あらゆる分野で混乱が起きる。

別に日本は自由や平等という現代の文脈から外れたことはしてないんだが、結果として出力される物は「最適化をした」場合、自民党一党支配がよろしくて、たまーに「自民党が良かったネ」とか「素人はやはり素人だった」と確認できる程度の政権交代が、ほんとごく僅かに2ヶ月ぐらいあってもいいかなぁぐらいの心持ちになってしまうのだ。自由主義政体ってこんなんだったっけ?


これ、我々が正しいとしてる前提になんか問題あるんじゃ無いかなぁ。

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!