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水星の魔女 9話感想

感想を書くのが難しい。十分満足できた話なんだが、水星の魔女に関しては「十分満足以上の結果や展開」を求め始めている自分がいる。

大枠において、なんかシャディクと決闘して不利な条件でもエアリアルは勝つんだろうな……と予見出来てしまうし、赤目ではなく青光でも、最後のトドメがチュチュのスナイプでも「まぁ、それはカッコいいよね」で

流せてしまう

謎やドンデンのタネを仕込み過ぎて視聴者が裏読みしまくる感じになってしもたってーか、なんつーかな、少なくとも私は「なぁにぃぃぃっ!」みたいな激しい心の動きを得られなくなりつつある。

9話全体、或いは7〜9話を通して「シャディクという少年以上、青年未満」の青春が描かれたエピソードなんだけど、なーんかな。
うん、そこはありきたりだったというか、変な謎解き要素で良さが活かされてないよーな気もする。

なんでコイツ顔くしゃくしゃにして泣かなかったんやろか。


長々考えた結果の結論がありきたりで申し訳ないのだが、煮え切らないキャラとして作られた彼のイメージが煮え切らないまま薄らぼんやりと終わったのがイマイチ感の、もやもや感の原因かもしれない。失ったものの大きさに大声で泣き、地を叩き、心の底から慟哭するべきではなかったか。そこを抑制しちゃうと「お気に入りのオモチャの内一つが失われた」ぐらいに悲しみがシュリンクされてしまいやせんだろか。

シャディクって人気あるのかなぁ? グエルやエラン4号に比べてこの辺の描写がしょぼ過ぎて「キャラを殺してしまった」様にも思える。ちょっと勿体無いかもしれんよね。


次、エアリアルについてー

悪女よな


いやマジで。シャディクエピソードのシャディク部分をエアリアルの不穏さが食ってしまった。グエルやエラン4号の時は「まだ」話の重さ的にキャラクターのエピソードがギリギリ強かったのだが、今回は完璧にシャディクテイストを食い尽くした感がある。

機体性能的にはこんなもんかなと。ヴァナディースだのの北欧神話系統をテイストやフレーバーではなく「本筋に絡めるのだとしたら」MSって巨人だろ? 北欧神話の巨人は神々を滅ぼすラグナロク引き起こす厄モノですよ?

北欧神話とテンペストをどう混ぜていくつもりなのか。混ざらなくねぇかコレ?

千文字も書けぬとは……

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!