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短観 21

18話視聴前にガンド天狗を書き切って終わらせた私は、実は物凄い験力の持ち主なんではなかろうか?

おじさんの作劇的に、本来は本編の筋は変えずに切り口変えて話を見せるなんてのがあるのだが、今回に関しては12話部分で本編に見切りを付けて「残りの要素だけで話まとめた」のが超慧眼だった。なんなら終盤の収まりは私の話の方が良いまであり得そう。

1クール目の12話Bパートまではまぁまぁ良かったんよ。問題のCパートでワイは言葉を失った。残酷な描写だからではない。余りの無能さに言葉を失ったのだ。
簡単な話、あそこ無重力か低重力区画なのにスレッタがコケて血溜まりに手を置く必要無いし、降りるとこで描写無いの見ても分かる通り、絵コンテ段階であの描写に無理があるのは製作陣も理解していた筈だ。その無理がある展開をバズりとかその辺重視して押し通したと。

あたおか、であろう。

こんなあたおか脚本通すヒロシぃ!も大概であるし、あんなのマトモに取り上げていたら2次創作のこちらまで被害を受ける。どうするべきか悩んだが、結論としては「本編を捨てた」 2次ではなく1.5次創作になってしまうが……作品完成度を落としたり、100話という決められた尺内で納めるにはもう後半独自にまとめるしか無いですわ。(真面目にあの話をトレースする人は頑張ってね!)

私が見る限り……
1.グエルの父殺しは不要。目の前で死んだぐらいで充分。てかそれやってグエルで一回話作るのは蛇足。
2.スレッタの段階的成長演出が雑。今回21話の急成長は唖然とした。馬鹿なのかな?
3.ラウダがアホ過ぎる。
4.プロスペラの止め方が分からない。

特に4番。色々考えた結果として「水星の魔女の筋書きとして最大の問題はプロスペラをどう処理するか」であるのは言を俟たない。あれの処理一つで話はどの様な形にもなり得る。今の本編展開でプロスペラ殺さない着地の仕方あるんやろか?

ここの処理には私も悩んだ。

当然だがガンド天狗を書き始めた段階で「ハッピーエンド」にするのは決めてたし、主要登場人物は全員残すのも決めていた。その中で1番困ったのがプロスペラだ。普通に考えて秘められた目的がそれなら「そうはならんやろ」が多過ぎる。
それをスレッタがメインとなり解決して、「本作の主人公である」ガンさんが締めるなら……もうこれぐらいしか無いかなと思う。尚、展開の骨子は13話前後に仕込んであり、スレッタがガンさんの正体に気付いていたり、当時から巨大資本がシン・セーをバックアップしてるのは設定に組み込んである。

話を読み進めた後に上記の話とか改めて振り返ると、ちゃんと伏線張ってる部分は回収してるんだよ。最終エピソードに入る手前で話の前半を思い出させて「と、いう事で……」とまとめるのは作劇の基本みたいなもんです。

で、こっから3話使ってまとめエピソード入れて、ラスは「その後」で「結果」を見せる。はっきり言おう。

俺、基本がキチンと出来てる!


やっぱ基本ですわ。何個も何個も「ちゃんと締める」で話を畳んできたのは無駄ではなかった。人気だとか数字が取れた!で嬉しくなって、話をダラダラ続けてたらこんな力は付かなかった。読まれなくても、数が取れなくても「信念を貫いて」文芸カラテの稽古を続けて本当に良かった。ナノ河内は馬齢を重ねて何してたんやろか?

まぁ、ワイはワイの話をまとめてしまっているので今の水星の魔女に関しては高みの見物であり、まとめサイトのコメント欄の応酬を微笑ましく見てる。ならどうだったらいいんだよ!とか言われたら、ガンド天狗を提示するだけだしな。何なら水星の魔女本編完結後に「シン・水星の魔女」書いてもいい。要素再配置して24話にまとめるのは多分難しくない。ナノ河内は力量も無いのにライブで脚本書くからあんな無様晒してんだ。

これ、俺が凄いんじゃ無くてナノ河内が商業作家とは思えぬ低レベル作劇屋だからこうなってんのよ。

戦犯 小形尚弘P
ほぼ主犯 ナノ河内

ここにヒロシぃ(従犯)加えて完成だ。今回絵コンテで参加してない辺りにそこはかとない無言の主張がある気もするが、むしろお前が絵コンテ切りまくってるのにドン引きだよ。それより先にやるべき事があったのでは無いか。
三役ガチャ失敗により作品コケたと言って過言では無い。小形はもうビルドシリーズだけやってれば良くないか。あと名前の読みをオガタではなくコガタにでもしとけ。

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