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Web文の特性

太鼓の昔より、インターネッツ上の文字列は「様々な環境」で読まれる事を前提にしてきた。紙媒体の文字列の場合は版組と呼ばれる仕様である程度統一された文字数を1行に収め、それを連ねて段落を作るという構成なんだが、Web文では1行の長さ自体が可変なのね。例えばNoteの場合iPhoneのSafariでNote見て、文字サイズ50%まで落として画面横長にすると1行35文字?ぐらいの行長になる。無論縦長にすると行中文字列が減る。こう言う側面があるから何行で段落終わらせろとか段落改めろなんて指摘は全くの無駄である。1行256文字表示なら5行で一段落に含まれる文字数1000文字超える。指定するなら200文字前後でパラグラフを収めろとかではあるまいか。全くナンセンスな話だが。

そんな訳でWeb文は表示状態の行長が不定であると言う問題から「文字を連ねて段落を作り、段落を連ねて文章を作る」とした場合に「紙だと簡単にできた」インデント(段落文頭一文字下げ)による段落表記が見分け難くなった訳ですよ。

この問題の解決の為に?Pタグで括った文章をパラグラフ/段落と見做して「空白行」を段落間に挿入して段落を見分けやすくした訳ね。逆に段落同じで改行したい時は空白行入れないようにShift+Enterして同一パラグラフ化すると。操作見ても分かる通りこれは例外処置である。

この、紙媒体形式の版組とか文字の組み方とWeb文の組み方、本来は余り接点が無かったのに最近はWeb文として記載された文字列を「なーんも考えない連中」が紙媒体に流し込んでそのまま出力してくるという訳分からん状態になってるんだが、Web文の媒体であるはずのnoteでまで5行とか言ってるのは何の冗談だろう? 悩む吉宗であった。

一つの段落が長くなる原因は、語彙が少ないか「表現したい内容が複雑であるか」の場合だろう。実は長い文章読めない派の隠された問題は脳みそのメモリ不足により大きなメモリプールを用意できない点にある。4GBしかないマシンにWin10入れたらディスクキャッシュ使いまくりでスムーズには動かない。より多くのマシンで動かす為にはメモリの使用量を減らす工夫や何らかの対策を施さなければならないのである。noteの注釈は言い換えると「バカでも読める文を書け」なんだが、いーのかそれで…

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!