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#78 紙の介護保険証廃止!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「紙の保険証が廃止になるかもしれない」ニュースについて紹介します。


紙の介護保険証廃止 マイナ一体化 厚労省検討 低い取得率、なお課題


厚生労働省は紙の介護保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化する方向で検討する。現在は市町村での要介護認定申請など、手続きの多くで紙の保険証を示す必要がある。政府が進める介護情報のデータ基盤整備にあわせてマイナカードの活用を進める。

8日の社会保障審議会介護保険部会で提案した。マイナカードを持っていない高齢者については、介護保険の利用者であることを記載した書類を別途交付する方向で検討する。厚労省は24年度から順次、紙の介護保険証の機能をマイナカードで使えるようにする方針を示していたが、紙の介護保険証の廃止を打ち出すのは初めてとなる。

紙の介護保険証を持つ人数は3月末時点で約3600万人だ。

時期などの詳細は今後議論する。介護保険証がマイナカードに移行すれば、市町村や利用者、ケアマネジャー、事業者が手続きや情報共有で紙によるやりとりをする必要がなくなる。厚労省は前提となる介護情報のデータ基盤整備について、26年度に関連する法律を施行することも部会で提案した。

導入に向けては課題も多い。マイナカードの取得率は23年12月末時点で、全国で73%だ。介護保険サービスの利用者が多い80歳以上の取得率は65.8%で、紙の保険証の廃止には利用者からの反発も想定される。政府は一定期間、紙を利用できるよう検討する方針だ。

医療分野では24年12月に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に切り替えることが決まっている。5月時点で利用率は7%台と低迷している

2024/07/09 日本経済新聞


 マイナンバーカードに一元化していく方針を示しましたね。
健康保険証もマイナ保険証への切り替えが決まっていますので、順当な流れなのかなと感じています。
 マイナンバーカードがスマートホンに搭載できることが順次行われてきていますので、スマホを活用している世代にとっては楽だと思いますね。

 しかし、現状では今現在介護保険を利用されている方においては、スマホを使いこなせない方も多くいらっしゃると思いますし、一定期間は紙媒体と併用が必要になると思います。

 ただし、この併用があることにより移行が進みにくいということもあるかと思いますので、期間を長く設けるということは移行すると決めたのであればあまり得策ではない気もします。

 いずれにしても、医療保険以上にサポートが必要になると思いますね。
個人情報が多く含まれますのでそのサポートをだれがするのか?も重要な検討事項になりそうですね。



以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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