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43日目 補講だよ全員集合!(アメリカン?なお手軽ランチ)

娘に言わせりゃ自分の学校は「自称進学校」なのだそうだ。多分同じ学校の友だちが、そう言ってるのであろう。(普通自称進の先生は言わない。認めたがらないから)
そしてわたしに言わせりゃ。「遂に気付いてしまいましたか」である。
制服を買う時には店員さんに「優秀なんですね(多分お世辞)」と言われヌヒヒヒとなっていたんですがね。

彼女の言う自称進学校というのが、わたしの考えるそれと、同じなのか違うのか、どういうのを指しているのか今一つはっきりしないが。
だいたい北海道、特に札幌の高校なんて、トップ校の何校かを除いたらみーんな自称進なのだ。真の進学校か自称進か、「就職に強い(自称含)」学校か。だって北海道、特に札幌の高校は、北大を頂点に据えてるところが多いのである。地元の経済誌では毎年北大合格者数が多い高校の順位とか載せてるのが鉄板だし。今もそうかは知らんけど。娘は雑誌の存在すら知らないが、生まれる前から国公立大至上主義なのだ。

まあ自称進学校にも良いところはある。卒業して何十年も経ってしまうと、修学旅行でどこ行った、学校祭で何やった、という表面的なことは覚えてても、学校のカラーや醸し出す雰囲気の思い出は言語化しにくくなってくる。だから、自称進のおかげでちょっといい大学行けたら、終わり良ければで、あれはあれで良かったような気にもなるのだ。あんまり面白くなかった高校生活も、大学デビューで帳消しになるしな。
しかし、わたしも自称進に行ってたが、現役時代はショボいだとか地味だとか自虐的な気分でいた。本当の進学校(たいていは自由な校風でハジけてるように見え、更に勉強面でも叶わない)に対し後ろ暗い日陰者の気分。普通に歌番組に出るアイドルと地下アイドル、みたいな感じか。地下アイドルにもそれなりにファンはおり、振り付けとか練習し、日々充実してるんだろうけど。本物のアイドルを見てしまうとどうしてもくすんでしまうのだ。
一番嫌なのは建物が、校則が、制服が、偏差値が、自称進、って感じぃーということではなく。ハード面のみならず中身も、帰宅部が多い、とか、クラスTシャツがダサい、とか、ノリが悪く、学校祭の後にも特に打ち上げ等ない、あるいはちょっと話に出るが、結局まとまらず流れてしまう、とか。そういうのも自称進だからだと思っていた。結局自分たちもなんだかんだで自称進らしい日常を送っていた、自称進の波に飲み込まれていたのだろう。

本当は進学校だって勉強するのは同じだし、先生がうるさくないからといって呑気なわけではなかろう。むしろ学校祭なんかは観にくるお客も多く手を抜くことも出来ない。リア充を保つのも大変なのだ。
まあ、何だ、置かれた場所で咲きなさい、というか。
そんな自称進学校の補講に向けた、普段の弁当よりはちょっと軽めの、アメリカン(と言うと聞こえはいいが、ちょい手抜き)弁当です!

①カツサンド(byかつや。冷食。自然解凍)
②チキチキボーンの鶏皮チップス(常温。おやつにも)
③キノコとシーフードのアヒージョ
④オムレツ(冷食)
⑤枝豆(冷食。6月15日は枝豆の日、らしい。スーパーで見た。娘の言う通り串刺しにする)
⑥冷凍みかん
ってアヒージョしか作ってないけどまあいいか。土曜だし。

弁当は美味しかったとのことですが、鶏皮チップスはおかずというよりはスナック菓子風?だったみたいです。また、ご飯も欲しかったそうです。

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