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YouTube 「木村すみこチャンネル」 一旦お休みして充電します

こんにちは、木村すみこです。

YouTube「木村すみこチャンネル」をいつもご覧いただきありがとうございます。

木村すみこチャンネルバナー

何もわからない中、制作チームの仲間と一緒に「まずは一年頑張ってみよう!」と踏み出して2020年の10月にチャンネルを開設してから、ほぼ一週間に1度のペースで動画をアップし続け、おかげさまで丸一年継続することができました。

ここで一旦休止して、しばらく充電期間を持つことをお知らせした総集編(9月30日公開)を含めると、全部で56本になりました。総集編の短い動画ではお話しできなかったことを、こちらのnoteに記します。

なぜYouTubeを始めたのか?

新卒から20年以上務めた会社を辞めて独立してから、もうすぐ12年が経とうとしています。会社勤めでは、現場から女性初の取締役までを体験させていただきました。ありがたいことに、独立後も絶えることなくお仕事をいただき、今に至ります。
会社員時代も、独立してからも、日々目の前にあることに一心に取り組んできました。

そのプロセスで自分と人間と組織について学び、自分が体験を通じて納得したことをアウトプットする機会にも恵まれてきました。しかし、自分の職場や、ワークショップ・研修など、その場を共有して直接関わることができる方々にしか、それらをお伝えできないことに制限を感じておりました。

ブログを書いてみたこともありましたが、書くことよりは、話して伝えるというやり方の方が、私の強みを活かせるのでは?と思い至り、YouTubeを通じて、どなたが視てくださるかわからない  “可能性の虚空に向かって話しかける” という選択をしました。


走りながら発見したこと

この一年、「木村すみこチャンネル」では「木村すみこ」に詰まっているエッセンスを、ただ溢れ出るままに次々と、原稿なしの一発撮り、しゃべり切りで、お届けしてきました。

テーマはあらかじめ決めて撮影に臨んではいますが、あることを話しながら、「そうだ!あれもお伝えしたい」とその場で思いついて、数珠繋ぎに様々なテーマについて話し、そのまま撮影していきました。二日間連続の収録日に平均15本程度を撮影し、そうして撮りためた動画を制作チームが1つずつコツコツとポストプロダクションしてくれて、一週間に1度のペースで公開。しばらくしたら、また固め撮りをして在庫を仕込むという一年でした。

実は、このプロセスが進むほどに、「私は一体何屋さんなの?」という疑問が湧いてくるようになっていました。どの話も確かに自分が体験して深く腹落ちしていることなのですが、あまりに脈絡がなさすぎる(笑)と。

会社組織を離れて独立してから、私は複数の職域をまたいで仕事をしてきました。
● ライフコーチ
● ビジネスコーチ
● ファシリテーター
● 研修講師
● 組織開発コンサルタント
● 女性活躍推進のスペシャリスト
● コーチングスクールのトレーナー

そのどれもが私ですが、どれが専門とも言えません。時間とエネルギーをあちこちに分散して使ってきたので、どれか一つに秀でているという自信もありませんでした。
木村すみこチャンネル」で色々なテーマの動画を送り出す度、「自分は何者なのか?」という問いと向き合う必要が出てきました。

そして、まさにキャリア形成についての質問に答えて話す動画を撮ったころ、ふと、上記全ての体験から形成されたものが「私」であり、混とんとした「私」という一なるコンテンツが、上記のような様々なフィールドで表現されているのだと気づくことができました。

YouTubeという媒体を借りて、一気に自分の中身をアウトプットしてみるチャンスがなければ得られなかった、ありがたい自己発見でした。


これからに向けて

木村すみこチャンネル」のおかげで、自分がもがきながら歩いてきた半生を俯瞰して、何をやってきたのか、そこにどんな思いがあったのか、本当は何をやりたいのか?など、自己理解を10年ぶりにアップデートできました。独立してしばらく後の10年程前に言語化したものとは、ビジョンもミッションも置き換わっています。

私に貴重な機会を与えてくださり、影に日向にと育ててくださった沢山の方々へのご恩返しの思いを込めて、自分が体験して学び、気づき、そして大切だと思っていることを、わかりやすくお話しして、できるたけ多くの方にシェアしたい、そして日常に役立てていただきたいと願う気持ちは変わりません。

新しい気持ちで新しいアウトプットを重ねて、再び溢れ出るように語ることができるコンテンツが溜まるまで、しばらく充電のお時間をいただくことをお許しください。

最後になりましたが、毎回色々な工夫や苦労を重ねながら、皆さんに動画をお届けすべく力を尽くしてくださった制作チームの田中なおずみさんと門脇麗佳さんに、この場をかりてお礼を申し上げます。

ご視聴、どうもありがとうございました。
そして、これからも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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