簿記の自学(8)預金

 簿記でよくでてくるものに当座預金があります。銀行で当座預金口座を開くと小切手や手形を使えるようになります。小切手はさまざまな支払いに使えるので現金を持ち歩かなくてもいいというのはメリットがあります。小切手を利用する流れは、

1.自分が購入する際に金額を書いた小切手を店舗渡す。(<小切手を振り出す>と表現する)
2.店舗が銀行窓口へ小切手を持っていくと窓口で現金を受け取れます。この現金は自分の当座預金残高から引かれたものです。

例1

店舗1が店舗2で事務所用にPCを10万円で購入した。その際支払いは小切手に金額を記入して店舗2へ渡した場合の仕訳はそれぞれ例1のようになる。

店舗1が小切手を振り出した時点で店舗1の仕訳には当座預金で記入されているが、店舗2では現金扱いされている。簿記では小切手のようにすく現金化するものはこう処理される。小切手を現金化する手続きは仕訳なしになる。(帳簿ではすでに当座預金と現金になっているため)

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