簿記の自学(10)商品売買①

 まだ深く理解してはいませんが簿記の記入では商品かどうかがとても重要なようです。

例1

 例1は仮に事務所を購入したときに代金のうち80万円を小切手を振り出して、20万円をツケとした場合の仕訳です。ツケの仕訳が未払金になっています。建物は商品ではないので未払金という勘定科目を使います。

例2

 次に例2は商品を購入したときに同じ対応をしたときの仕訳です。商品の場合はツケに買掛金という勘定科目を使っています。

例3

 例3は例2で仕入れた商品を120万円で売却したときの分記法での仕訳です。取引の対象が商品なので借方の勘定科目は売掛金です。貸方は商品の仕入値と利益分の商品売買益を記入します。

例4

 例4は例3の仕訳を三分法で仕訳したときの記入です。動いた金額をそのまま売上にするので仕訳は楽そうです。ただしこれだけでは利益がわからないので、決算のときにまとめて算出します。
 例1のように商品以外の取引を仕訳するときは分記法をそのまま使います 。商品の場合は三分法を使います。

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