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青空ぷらす
2017年1月20日 12:33
子供というものは、赤ん坊の時分は何とも可愛いもので、ちょいとあやしてやってキャッキャと笑ってる顔を見ておりますと、こっちまで幸せな気分になったりするものですね。 ところが、これがだんだん大きくなって、歩気回るようになり言葉や理屈を覚えるようになる。すると、一体どこで覚えてくるんだか、言うことを聞かないんで、こっちが叱っても憎ったらしい屁理屈で返してみたり、そうかと思うと、自分の思い通りになら
2017年1月11日 22:08
「こんちわー、ご隠居いますかーい」「はいはい、おや、誰かと思ったら熊さんじゃないか。まぁお上がりお上がり」「どうも、ご隠居。今日はね、ちょいとお願いがあって来やして」「ほう、 お前さんがアタシに頼みなんて珍しいね。なんだい?」 ご隠居が聞きますと、熊さん珍しく神妙な顔で言います。「他じゃねぇんですがね、実はウチの長屋にオメデタがありやして」「おや! オメデタ。ほう、どういうオメデタ?