基板のダイエット

こんばんは。MiMi*です。
今回は基板の重量について少し検証してみたので記事しました。
是非お付き合いください!

基板発注!!

今回の基板はJLCPCBさんで基板発注をお願いしました。

JLCPCBさんは配布されるクーポンでお得に発注できるのでこちらもぜひ使ってみてください!
PCB Prototype & PCB Fabrication Manufacturer - JLCPCB

今回はメイン基板、UI基板、センサ基板を発注しました。こちらがその基板たちです。

丸い基板がセンサ基板、左の基板がUI基板、右の基板がメイン基板です。
基板の厚さは1.0mm、黒色で発注しました。基板の厚さは"PCB Thickness"、色は"PCB Color"から簡単に選べます。

検証結果!!

今回発注した基板と前に使っていた基板で重量を比較しました。主な変更点は基板の厚さとコネクタの一部見直しです。
比較写真がこちらです。

旧UI基板
新UI基板
旧メイン基板
新メイン基板
旧センサ基板
新センサ基板

旧基板は厚さ1.6mm、新基板は厚さ1.0mmで発注しました。若干設計が変更している点があるので単純比較は出来ないですが、3種類とも1mmの基板のほうが軽かったです。3枚合計で10g以上軽量化できたのでうれしい検証結果です。
基板の厚さのみ変化しているUI基板で1g軽量化できたので、1.6mmから1.0mmの変更で10~20%程度の軽量化が期待できそうです。
メイン基板、センサ基板はコネクタを見直しました。以前はフラットケーブルとコネクタで配線していたのですが、確実に外すことがない箇所の配線の接続を削除したりフラットケーブルの直付けに変更したりしました。基板だけでも軽量化の効果が出ているので、さらにコネクタ分も軽量化できるとなると大幅に軽量化できそうです。
写真の左が旧基板、右が新基板です。

余談ですが今回発注した分の基板の重量を全て測ったところ、同じ種類の基板だと1g以下でした。精度高い…


いかがだったでしょうか。初めての1mm基板でしたが強度はしっかりしていたのでこれからはどんどん1mm基板に移行していこうと思います。
基板のダイエット成功でロボカップなど重量制限の厳しい競技では1mm基板はかなり有効そうですね。
それではまたどこかで。

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