見出し画像

【無料】臨床能力の前に必要な社会人基礎力

どーも、あんどぅです。
本日は無料配信にします。(他のメンバーに言ってないw)


最近「教育」という部分に対して悩み多くお年頃です。

それは子どもの教育もそうだし、臨床現場での新人教育もそうです。
まぁ、ここで育児について語っても需要ない気がするので臨床現場での教育について書いていきます!


しかしですね、、、


人に何かを教えていくことって難しいなって思うんです。
でも、それって対象者によって全然ちゃうんですわ。

「この人は勝手に学んでいってるので、方向性だけ指し示しておけばOK‼︎」みたいな人もいるし「この人な何回同じことを言っても同じミスをする、、、」みたいな人もいます。

かと言って私は「ミスをしない人はいない」と思っているし「1回言っただけで出来るようになるはずがない」と思っています。

そのため私が指導する人には「別にメモを取らなくていい。何回でも聞いて!」と伝えてますww
「疑問を解決できる能力」はもちろん大事なんですが、まずはどちらかというと「“疑問があったら相談できる”という能力」を育みたいと思っています。


ただそのためには「疑問を発見する能力」が本人に備わっていないと「疑問を解決する能力」も「疑問を相談する能力」も生まれてこないんです。


ぐぬぬ、、、


そうなんです。

そんなことを考えていたらこう言いたくなります。


ぐぬぬ、、、



さて、私の頭脳ではここで限界ですw
もう「ぐぬぬ、、、」しか出てきませんww


そこで頭のいい人たちが作った「社会人基礎力」というものがあります。
これがなかなかいい感じ!!

ちなみに頭のいい人たちってのは経済産業省のことです。(絶対私より高学歴の人たちが考えたはず!)


社会人基礎力って何?

まずですね、前提としてVUCA(ブーカ)があります。

VUCAとは下記の4つの時代特性をまとめて表現したものです。

V:Volatility(変動性)
U:Uncertainty(不確実性)
C:Complexity(複雑性)
A:Ambiguity(曖昧性)

すっごく簡単にいうと「VUCAとは、未来の社会がどうなってるか予測がつかない!!」ってことです。




そんなVUCAの時代、しかも寿命は伸びて働く期間が伸びてる現代を生きていくために社会人としてどうしたらええのん??


という問いに対して経済産業省が提唱しているものの1つが社会人基礎力です。



スクリーンショット 2020-09-27 19.58.02

(引用:経済産業省「人生100年時代の社会人基礎力」説明資料より)


この社会人としての基礎能力、PCで言うところのOSとしての能力が大事やねん!!ってことです。

その上に専門的な能力、PCで言うところのアプリとしての能力が上乗せされてくるねん!!ってことです。



physio365を書いていて感じるのはアプリ的な情報が反応いいんですけど、OS的な内容って反応いまいちなんですw


だから僕は書くよ!

OS的なこと、書くよ!!w



ま、本日はOSのところのキャリアとかの話は置いておいて「社会人基礎力」について書きます。




3つの能力・12の能力要素

社会人基礎力には3つの能力があります。
さらにその3つの能力は12の能力要素があります。

スクリーンショット 2020-09-27 20.19.02

スクリーンショット 2020-09-27 20.20.54

スクリーンショット 2020-09-27 20.21.03

スクリーンショット 2020-09-27 20.21.13

(引用:経済産業省「人生100年時代の社会人基礎力」説明資料より)


どうです?

確かにこの3つって臨床能力とは別の能力ですし、めっちゃくちゃ大事な能力じゃないですか??


臨床現場で教育をしているとこの社会人基礎力が不足している人がいて、とても教育に悩む印象を持っています。臨床能力を高めるフェイズではなくて社会人基礎力を高めるフェイズだったりするなって思うんです。
そして、それが新卒ならまだいいけど中途採用とか社会人経験者からの新卒でこのフェイズだと「ぐぬぬ、、、」ってなるんですけどwww

かと言って私はそう言う人たちを「ちゃんと働けないならクビにすればいいじゃない!」みたいな排他的なことは極力したくないので、こういった能力要素に分解してどこから育むか、、、と考えるわけです。




ちなみに12の能力要素の中で私が2大巨頭的に大事だなって思うのが「主体性」と「発信力」です。


主体性がないとノレンに腕押し感がすごくて、こちらの心が折れますw

発信力がないと相手が何を感じているのか、何を考えているのかが伝わらないので理解ができません(・・;)


なので、この2つがないと、、、、、まじで困りますw


前文で「課題を発見する能力」がないとダメやん、、、みたいなことを書きましたが、それよりも主体性と発信力は大事だと思っています。TOP3を選ぶなら3位に「課題発見力」を入れますがね!!



ってことで分からなかったら要素分解してみると少し紐解けてくることがあるわけです。そこで見えてくることもあります。



そして、自分の中で12の能力要素について0〜10点で点数をつけてみても面白いです!私は創造力が低めです(^^;;

吉田さんなんかはこの創造力は高いですね!!





3つの視点

OSとして考えたときに土台となるものを作り上げるために3つの視点が必要と言われています。

スクリーンショット 2020-09-27 20.35.04

(引用:経済産業省「人生100年時代の社会人基礎力」説明資料より)


・どう活躍するか
・どのように学ぶか
・何を学ぶか

この3つの視点です。
この視点をもとにリフレクション(振り返り)をしながらキャリアデザインにおいて重要です。はっきり言って、この視点から見えるものは人それぞれです。

答えはありません。


リフレクションってのは1人でもできるっちゃできるんですが、はっきり言って1人には限界があります。ちなみに上の経済産業省の図の真ん中に位置して貫いている「リフレクション」ってのは、私は「経験学習」だと感じています。

経験学習についてはリンク↓をお読みください!(この記事、人気なかったw)


ここから先は

0字

¥ 390

サポートはいりません!!それでも少し…という方がいらっしゃれば、シェアという無料でできるサポートをお願いいたします^ ^