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体温の理解を深めよう!

どーも、あんどぅです。

本日は基本中の基本である「体温」についてです。
わかっているようで意外とわかっていなかったりする分野ですね(^^;;




体温とは


 人体の生命活動はすべて摂取食物から消化吸収した栄養素を燃やして(酸化反応)得られるエネルギーで成り立っています。

 生体内で営まれている代謝反応は一定体温の条件化で安定して行われるんです。だから、代謝と体温は連動していて、生命維持の礎をなすものです。

WHOが発表している平均体温は36.89±0.34℃です。つまり、36.5~37.1℃があたりなら平均ってことですね。
なんとなく37.0℃を超えたら「微熱!?」みたいな雰囲気はありますが、そんなことはありません!


しかし、平熱は人によって異なります。
平均体温だけで考えると個別性のある体温に対応できなくなるので、参考程度に考えましょう!!




体温の調節


ヒトは恒温動物であり、外気温にかかわらず体温が一定に保たれる体温調節機構が備わっています。体温は、生体内での熱産生と体外への熱放散(喪失)とのバランスで成立しています。

体温の調節機能は、視床下部に「体温調節中枢」があり、体温を調節する司令塔のような役割を果たしています。

体温調節中枢には、体温を一定に保つ働きがあります。
体温調節中枢が設定している目標体温を「セットポイント」といいます。通常、私たちの体温は37℃前後(体内酵素が活性化する温度)に保たれています。


つまり、実際の体温とセットポイントの差があるときに熱を産生するか?放散するか?という反応の差が出てきます。


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