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生きがい(ikigai)は生存率を高める

どーも、あんどぅです。

先週もお伝えしましたが、今月末に本が出ます。

予約して頂けると著者陣よりプレゼントがありますので、迷っているようでしたら買うなら「いま」ですよっ!!




さて、本日のテーマは「生きがいと生存率」です。


生きがいと生存率

さて、厚生労働省の「生涯活躍のまち」構想 参考資料には以下のような図が乗っております。

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ここから分かることは、生きがいのある人は生存率が高くなる傾向にあるということです。
これ、すごいことじゃないですか??

画期的な新薬が開発されたとしても「生きがい」の創発は薬にはできません。しかし、生きがいは生存率を上げ得るのです。



さて、同資料には以下の図も記載してあります。

画像2


こちらの図からは「人生の目的」がある高齢者は要介護状態になりにくい傾向があるとわかります。

「人生の目的」と「生きがい」何が違うのかと言われると正直よくわかりませんが、そういったもの活力源みたいなものがあると元気である!というのは関係してくるってことですね。



私が担当している方の旦那さんもメダカを育てていて、東日本大震災の時もメダカの水槽を守っていたそうです。
きっと、それがその人にとっての「生きがい」とか「生きる目的」みたいなものだと思うんですよね。その人は92歳で、介護申請したら「非該当」だったレベルの元気さです!!

さらに私はそこに参加面へのアプローチとしてメダカのたまごを貰い、育てることにしたんです。

まぁ、単純に私がメダカを育てたいってのももちろんありますが、、、、

そういった「育てたメダカを若い人が喜んでもらってくれる」というのってICFでいう参加に対するアプローチだと思うんです。かっこよく言うなれば「役割の創出」です。

ただのモミモミリハビリだったとしても、その時に交わすコミュニケーションによっては参加面に対するアプローチになり得ると思っています。

別にモミモミリハを肯定しているわけではないですがwww



そして、ふと思い出したわけです。

参加面に対するアプローチってすごく忘れがち、、、PTという職種が運動にかかわる機能・構造面に強いってのは、わかるんですが「リハビリテーション」として考えた時に機能・構造面でのアプローチのみに集中してしまうってすごく違和感を覚えるんです。


もちろん、機能・構造面へのアプローチが不要って言ってるわけではありません。そこが大事だということも重々承知しています。ただ、それ「だけ」じゃリハビリテーションは成り立たないってことです。





生きがいって何さ?

調べていると「生きがい」って割と日本独特の感性のようです。
英語にするとself-actualization (自己実現) や meaning of life (人生の意味), purpose in life (人生の目的)あたりになるようです。確かにほぼほぼ似ている気がするけど「生きがい」とは少し違うような気もする、、、

「メダカを育てるのが生きがい」というのはわかるけど「メダカを育てるのが人生の目的」って言われると「え、まじ?」ってなりますもんねwww

論文によってはそのまま「ikigai」と英訳しているものもありました!!


では、ikigaiとは何なのでしょうか?

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