見える世界が少し変わった児童発達支援のお話
どーも、今日もアンドゥです!そして、明日も明後日も!
冒頭で忠告しておきますが、このnoteを読んで「見える世界が変わる」わけではありませんww
私が「見える世界が少し変わった」というお話です。
ってことで私が社会人になってからほぼほぼずっと高齢者に対して、いわゆるリハビリテーションってやつを提供してきたんです。
しかし、8月から児童発達支援事業所という領域で子どもの発達障害に対する支援をしております。
児童発達支援ってのは、未就学児の発達障害または発達障害の可能性がある子が対象なんです。だいたい2〜6歳ですね。
ちなみに発達障害っていうとざっくりいうとSLD(自閉スペクトラム障害)、SLD(限局性学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、知的障害を指しております。その他にも肢体不自由とか目が見えない、聞こえない、話せない、、、などなど。さらに、それらの“可能性がある”子たちまで含めると、もうよくわかんないっすよね!!なにせ診断名すらないからさ!!!!w
医療畑の出身者としては「診断名がない」ってもうちょっとよく分かんないっすよね(^^;;
でも、児童福祉分野のその辺の考え方がなかなか素晴らしいなって思っているんですよ。
そもそも厚生労働省障害部局の事業として初めて「障害」とか「〜不自由」とかの語句が使われていない施設名称なんですよ!!
気づきました?
「児童発達支援事業所(通称:児発)」なんです。
これに込められている想いは「身近な地域で利用できる」「障害の種別を問わない」「障害の有無さえ問わない」「発達支援が必要な子ども全てを対象にした」事業なんですよ!!!よくない?これよくない?
▶︎私が思う児発の難しさ
・対象者の多様さ
ってことで、児発は「すべての子ども」が対象なんですよ。
衝動性の強い子は急に大声を出したり、走り出したり、ぶつかったり、押したり、叩いたり、、、、、それとは逆に自発性の乏しい子はじっと固まっていたりします。なんなら感覚過敏がありそうな子は耳を塞いでいます。
個々人の特徴の組み合わせを考えて発達支援という専門機関の役割を考えると「難易度高すぎじゃね?」と思ってました(・_・;
しかし、いうても障害児通所施設にも歴史があり、肢体不自由や難聴児などの専門施設が近くに障害児支援施設があっても障害が違えば通所できないという問題が出てくるですよね。しかも「障害確定」が必要になってくる・・・、だからこその現在の障害児通所施設の一元化に伴う児童発達支援ができたんです。
確かに支援する側には多くのスキルが必要になってくるんですけど、、、確かにそっちの方が良い!すごく社会モデル的!!(そして自分に医学モデルが染み付いていると実感した…)
だからだと思うのですが、、、私は今まで働いたことのない職種の方と一緒に働いています。(多分あっちもそう思っているw)
ほんと多種多様な専門家がいて、多種多様な対象者を支援するにはそのくらい必要だよなって思います。
でも、多種多様な専門家がいれば良いって話ではなくて、それらがチームとして支援することが大事だと思うんですよね。(これがまた一朝一夕でできるもんでもない…)
・集団を相手にするということ
私は社会人になってからずっと理学療法士として働いてきました。ずっと個別リハです。集団体操とか地域の体操教室とかはやってましたが、、、はっきり言ってそんなの「対集団スキルと呼べないな」ってくらい対集団への対応が難しい!!!
職場に保育士さんとか学校の教員だった方とかいるんですけど、その方達は対集団スキルが高いんですよ。やっぱり。
んで、言語聴覚士さんもいるんですけど、、、その人はなんだか同じ匂いを感じますw
それほどまでに対集団って難しい!ずっと個別対応やってきた人は経験してみないと分からんと思うわ、、、と言えるくらいには想定を超えてきた。
・分からないことの多さ
シンプルに分からんこと多いです。
上述しましたが「診断名」なんて分かりやすく甘えられる看板みたいなものはないです。
だからこそ勉強するしかないんすけど。
分からんことが大くて、目の前のことに対して対応する日々というのは自分がどこに向かっているのか分からなくなってきてしまって、私にはなかなかしんどいです・・・。
幸いにして7月に受けた公認心理師試験の内容はめっちゃ役立っている。心理発達は分かるけど、逆に運動発達の方が覚えてない(おいっ!!w
ま、入職前は児発と放デイの差すら分からなかったので、絶賛急成長中ではある!!w
▶︎「やってみる」の大事さ
児童福祉分野に関わったことなかった私がガッツリそっちに傾倒して感じたことです。
「飛び込んでみる」
「やってみる」
こういった発想は最強の学習コンテンツだと思う。
それだけで見える世界は少し変わる。
「見える世界が少し変わる」ってすごい出来事だと思うんですよね。
そして、私(たち)は幸いにして理学療法士という資格を持っています。
その資格をふんだんに活用させて頂いて、いろんな挑戦、いろんな経験、いろんなお仕事をさせてもらっています!!
ありがたやー!!
ちょっと眠くなりながら書いているので、とてもまとまりのない文章かもしれませんが、、、、、読んでくれた方ありがとうございました。
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