生きることと死ぬこと〜死に近い職場で学んだこと〜
■「人が死ぬ」と言う教育■
「死に近い職場から学んだこと」とタイトルに書きましたが、いきなりプライベートなことを書きます(笑)
私の祖母は6年前(7年前かも?笑)に亡くなりました。
93歳でした(92歳かも?笑)。
一般的に言えば大往生と言える歳なんじゃないかと思います。
人が亡くなった時って、だいたいお通夜とかお葬式がありますよね。
あれって、すごい大変なんですよね!
と言っても私が取り仕切っていた訳ではないので細かくは分からないのですが、親が大変そうにしていたのを覚えています。
それを見て思ったんです。
「死は祖母(親)から親(子)への最期の教育なんだな」って。
それと同時に「祖父母から孫への最期の教育でもあるんだな」って。
■人が死んでも世界は続く■
私が理学療法士の実習生の頃です。
実習中は何人か実際の患者さんを担当させて頂くのですが、その中で担当していた1人が急に容体が悪化してしまい亡くなってしまいました。
あまり「人の死」に接してこなかったので、それはもうショックでした( ;∀;)
それでもですね、次の日も変わらず職員は働き続けますし、私も実習は続くわけです。
そこで、学んだことは「人が死んでも世界は続く」ってことです。
■死に様と生き様■
私は救急車が毎日4〜5台くるような生命危機に陥った人が多くくる救急病院で働いていました。
多くの方々が息を引き取る姿を見ました。
そこにはドラマや映画のようなものだけでなく、紛れもなく現実しかありません。
現実はこうです。
生きている間に家族や周りの人のために生きてきた人は、遠方からでも毎日のようにお見舞いが来ます。
そういった方は、やはり病院の職員にも気遣いが出来ており、人柄も好ましい方ばなりです。
しかし、職員に対して悪態をつき、生前も自分勝手に生きてきた人は家族と絶縁状態であったり、生命危機に陥ったときに家族や親族に連絡を取っても事務的な対応しかしてくれません。
お見舞いもそうそう来ません。
これがリアルです。
私は「死に様と生き様は一緒なんだな」と学びました。
■人生よりも長く残るもの■
アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームスがこんなことを言っています。
【人生の最も有効な使い方は、人生よりも長く残るもののために費やすことだ。】
最初はピン!ときませんでした。
しかし、子どもが出来てから気付きました。
もしかして、これは「教育」そのものなんじゃないかと!!
有形なものはいつか壊れます。
無形なものは壊れません。
「愛」だとか「教育」って壊れません。
そして、伝えたものが、また下の世代に伝わっていきます。
これこそが【人生よりも長く残るもの】なんじゃないかと思います。
もちろん、これは自分の子どもだけではなく「セラピストとして接した相手」に対する教育も同じです。
相手に対して「影響を与える」ということが大事な気がします。
■まとめ■
・死は最期の教育
・死んでも世界は続く
・生き様は死に様
・人生よりも長く続くもののために時間を費やす
➡︎他者を愛して生きていく
➡︎多くの人に死に様(生き様)を見せる
➡︎そのために自分が“より良く生きる”
少し曖昧な表現ですが、それぞれの「より良く生きる」を探すことも人生の楽しみかな〜と思います^ ^
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