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次男犬がされた・されていること

*記憶をたどりながら加筆しています*
育て方の難点を伝えると、睨みつけて泣いてくるような、精神的に安定していないご様子の方で、トリマーやドッグトレイナーの資格をお持ちの方とは思えませんでした。

昨年6月にお迎えいただく際の条件として、次の事を事前にお伝えしていました。
・室内で生活できること
・たくさん走らせてあげられること (父母とも牧羊犬で運動量が多いので、成犬時は一日2〜3時間のお散歩が必要です)
・通勤などの長いお留守番がないこと
・喫煙のご家族がいないこと
動物病院でトリミングのお仕事をされていたとのご経験を聞き、犬種についてもさらに勉強していくとの事から、4つ目の電子タバコは十分に気をつけていただくようお願いし、妥協しました。

対面に来た際、"仔犬の時期の可愛らしさなんてどうでもいいから、家族犬のいる状態での躾期間を優先してほしい" という言葉があり、首を傾げましたが、仕事として接してきた人にはそういう考え方もあるのか? とそのままにしてしまいました。今思えば、"どうでもいい" と言われた違和感を、そのままにすべきではなかったです。
お迎えに来た際、"髪伸びるかな?" とトリミングの練習台?のような事を言い、これにも違和感を持ちました。また、母犬に対して配慮どころか関心すら持たなかった事にも、とても違和感を持ちました。
こんなことを述べたくありませんが、お迎えの際、何のお気持ちもなく手ぶらで来たのは、この方のみです。お散歩を始めていたので、買ったばかりのハーネスを伴っていただきましたが、これにもお礼がありませんでした。

8月に連絡してみたところ、不注意からカエルを食べさせてしまい、駆虫で大変な治療をさせたとお話がありました。
この時は、母犬や姉妹はカエルを食べようとはしないのに、そうした事故もあるのか? と驚きましたが、過干渉になってはいけないと腹立たしい思いを抑えました。
小さなお子さんがのしかかっている写真を共有された時も、ほほえましいとは思えず、次男犬にストレスがかかっている事を心配しましたが、これも過剰に干渉してはいけないと、腹立たしさを抑えました。

9月に同じ市内に引っ越しましたが、母犬に会わせに来ることもなく(他のきょうだい犬のご家族は遠方から遊びに来てくれていましたが)、12月にさすがに心配になり連絡してみたところ、分離不安で、人や他の犬にあまり近づけられない、とお話がありました。
あまりにも心配な様子を聞き、12月30日に来てもらったところ (ご実家の近くでよくわかっている場所とのお返事でしたが、当日 "迷った" という理由で連絡もなく15分余り遅れてきました)、確かにオドオドして落ち着きがなく、巻き付けるようなマジックテープを使用したカラーを、窮屈そうにしていました。しばらくして甘えてきて、以前の表情が少しだけ戻ったように思いました。

その時にお聞きした状態です:
お散歩は1日30分位しか出来ていない
嫌がるからハーネスを使えない 
    
(お迎えいただく前は、ハーネスで散歩が出来ていました)
・玄関から出てしまう心配があるので、一日中カラーをさせている
トイレトレーニングを諦めてしまった (お迎えいただく前は室内のトイレで出来ていました)ので、ラグの洗濯が大変でコインランドリーに通わなければならず困っている
留守番ができない (お迎えいただく前は出来ていました)
・人間がトイレに行くためにリビングを離れるだけで鳴く
夜鳴きをするから一緒に寝ている
・庭に猫の餌が撒かれていて拾い食いをする
・慣れない初めての人や犬に会うと、下痢をする
   (お迎えいただく前は、人にも犬にもとても懐こく、
    周囲を明るくする、と好かれていました)
・慣れないものを食べたり、予防接種や投薬で下痢をする
    (初めてはだんだん慣れていくもので、ある意味当たり前のことです)

これらを聞いてとても驚き、他のきょうだい犬のご家族の育て方・環境と、あまりにもかけ離れている事を伝えました。なぜそんな風に育てているのかと尋ねると、"それでいいと思っていた" と答えました。動物病院で働いていたことがあるにもかかわらず、です。
次男犬に向かって、"じゃあもうやめるか" と手放すような事を、簡単に言いました。言葉がわからなくても、犬には伝わるので、気をつけた方がよいことを伝えました。

まず社会化的な慣れることを練習していきましょうと、週に1度くらい来てもらうよう提案しました。
1月2日に来るというので、三が日に迷惑と心の中で思いましたが、次男犬の為なので、母犬とお散歩で歩かせてみました。コーラの空きペットボトルに入れた水を手であげていたりするので、しっかり洗える容器とボウルを準備した方がよい事を伝えました。おやつをあげてみたところ、小さくなるまで噛み砕いてから食べる様子が不思議で聞いてみたところ、そうしないと食べない、と話していました。私のところにいた時は、ぱくぱくと大きな口を開けて、元気に美味しそうに食べる子だったので、とてもショックでした。

この時、動物病院は辞めたのではなくクビで、元同僚にトリミングのお客様を全部持っていかれた、というお話をされていました。辞めたと嘘をついて次男犬を迎えたのです。
動物病院をクビになるような方とわかっていたら、お断りしていました。

その後、社会化練習には来ず、メールで心配事を送ってきたため相談に乗り、犬を育てるのが初心者か? と首を傾げるような事も多かった為、仕方なくメモを作りました。 https://note.com/puppies_memo

この頃、差し上げたハーネスがサイズアウトしているのであれば、小柄な姉妹にはまだ使えるので返してくださるようお願いしましたが、数週間後に返していただいた時にはサイズもきつめとなり、洗っても洗剤の匂いが取れなかった為、無駄になってしまいました。

しばらくして「犬の5つの自由」という考え方を伝えたところ、問題のあることを実感されたのか、この言葉が出ました。
"幸せでないと言うのであれば里親に出してください。こちらでは探しません。xxさんが安心して任せられる人とは限らないので。"

1/28 にご家族候補の対面で連れてきてもらい、お迎えの際に 母犬と姉妹と遊んで楽しそうにしていた事 (写真はこの時のものです) を伝えたところ、
"シャンプーだな" "下痢だな" と不機嫌そうに言い、強引に車のクレートに押し込んで、帰って行きました。
(この時対面されたご家族は、近くでクレートを購入してそのまま連れて帰りたいくらい、と気に入ってくださいましたが、その後ご体調の変化があり苦渋の決断との事で断念されました)

2/3 のご家族候補の対面の後のお迎えで、ご主人から "お返ししたら?" という物に対するような言葉があった事、なぜか突然ドッグトレーナー資格を持っている事、(人間じゃなくて)"犬ですよ?" "もらってくれる人いなかったんでしょ?" というような乱暴なことを話していきました。この日も、リードを外した状態で引きずって、強引に車のクレートに押し込んで行きました。
見ているのがつらく、その入れ方は可哀想です と何度も訴えました。

(この時対面されたご家族も、真剣にお考えくださり、次のご説明とともに断念されました。"あの後、ボーダーコリーの特徴や飼い方をネットやYoutubeで調べました。やはりどこを見ても、運動量の多い犬種だから、しっかり運動をさせてあげることがとても大事だとあり、我が家ではどうやりくりしても、あの子を満足させてあげることが難しそうで、せっかく迎えてもかわいそうなことをしてしまうと思ったからです。")

あの子を迎えてから、ぽかりんとう というトリミングサロンを開かれています。
あの子は、動物病院と当時のご同僚との状況を見返すために、利用されている部分が大きいのではと思います。

"家で話あいましたが手放すといいましたが、譲渡する事はしない決めました。
大切に飼わせていただきます。
里親希望の方にはお断りしてください。
あづみのHUBさんにも伝えてください。
今後、連絡をすることもしません。
連絡もしないでください。"

この1ヶ月間、MGプレスに載せたり、様々な方々にお願いして新しいご家族を探してきましたが、それに対する謝罪もありません
2/22も、塩尻からご家族候補がお越しくださる事になっていました。
たくさんの方々に相談し、応援いただき、様々な躾が出来なくなってしまっている事から、一般的なご家庭ではハードルが高くご家族探しに時間がかかる為、あづみ野HUBさんに保護いただく準備もしていました。
あづみのHUBさんは、木崎湖のサウナスタンドの方々が教えてくれた保護と里親探しを行う活動をされている施設です。

大切な母犬に授かった大切な命、本当に苦しく思っています。
自分のところで生まれた家族が、嘘をついて連れて行かれて、望ましくない育て方をされています。こんなに苦しいことはないと思っていますが、今一緒にいる家族が、心を元気にして守ってくれています。

次男犬 - 生まれた時からの名前は、朔ちゃん - が、一刻も早く今の環境から離れられること、かならず幸せな環境で暮らせることを、決して諦めず、周囲と相談していきます。
日本の法律や自治法では、このような目に見えない虐待を守ることができないですが、必ず救い出します。

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