照準をあわせる

刀禅同好会のお稽古

点と点

2点の照準をあわせると、身体の中に面が形成される面が内在する身体は強くなる。


1点で照準をあわせても、面は生まれない。
身体の強度は高まらない。


照準は、水平方向だけじゃない。
垂直方向にもある。

私は、特に垂直方向の照準が全然あっていなかった。

垂直方向の照準をあわせる必要があるなんて
思ってもいなかった。


偏身(ひとえみ)の時、
なんで私の身体はフガフガするのかな?って
ずっと不思議だったんだけど

照準あわせてなかったからなんだね。


映画で観るライフルの脇についている照準器
丸の中に十字が入っているやつ

あれが足底にあるんだ。

稽古をしていたら、そんな気がしてきた。

足底が照準器なの。

私は、足底の照準器の丸枠の外に身体がはみ出して
何かにもたれかかりながら動いていた。

だから、力を発揮できていなかった。


照準をあわせて、
足底の照準器の丸枠の中に身をおさめると、

身体がしっかりする。
抜けてる腕にならない。

(ああ、押せるな)と思う。

腕と胴体が分離しなくなるから。


私、どちらかというと、人形動かしたりする時は
なんとかして水平を保つのに躍起になっていた。

でも、昨日思ったんだ。


垂直の照準があっていなければ
本当の水平は生まれないんじゃないかな


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