水が澄んだ

体幹内操法の先生が教えてくださった小さな手

今日は、小さな手を握りながら人形劇の上演をした。


前よりも少しだけ 理解が深まってきたのかな。

小さな手を握れば握るほど、身体の外側が ほどけてきた。
5指が すごい自由に動くから、人形操るのが楽でさ
(指、軽っ)て、遣っている本人が びっくりしちゃったよ。


小さな手

もっと握っていたい
ずっと握っていたい

ていうか

握らずに上演するとか ありえないわ

そんな心持ちになってくるんだ。


舞台が、水の満ちた水槽だとするじゃないですか。

小さな手を握る前は、汚れた水だったの。
視界不良で 周囲の様子が見づらかったんだ。

でも、今日 小さな手を握っていたら
段々水が澄んできた。

相手の動きが 明確に捉えられる。

今までも見えていたんだよ、相手の動き。

でも、今までは なんていうか、
見えてるんだけど、自分に入ってこない状態だったの

小さな手を握ったら
視界がクリアになって
相手の動きが スッと自分に入ってくる。

相手の声も
静かな部屋で聞いてるみたい。
聞こえてくる台詞を味わえる。


気持ちいいな、小さな手を握っていると。

きっと、明日の上演でも握るんだろうな、小さな手。

ううん、上演中だけじゃなく
ゴロゴロ休憩している時も 握っているんだろうな

小さな手を


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?