木刀持てたら一人前

つくづく思ったよ

木刀持つのは大変なことだって。


手で持っていたって、持ててないんだもん。

手で木刀持っているでしょ、
でもその木刀、身から剥がれているのよ。

本当の意味で持てていないの。

身から剥がれていない状態
木刀が身体に溶けこんでいる状態

それは、なんて難しいんだろう。


稽古中思ったよ。

(木刀真の意味で持てたら、もう大概の事できんじゃない?)

全てとは言わないけどさ、8割くらいの事は出来そうよ。

木刀持ててないと、何もできないの。
完成度、0割なの。

ところが、木刀持てた途端、いきなり8割完成になるの。

もっと小刻みに、成長してる感を味わわせてほしいのに。


木刀を持つためには、基準を揃える必要がある。

私は縫い針、木刀も縫い針だとする。
互いの針穴を揃えて、そこに1筋の糸を通すのさ。

なかなか揃わないし、通らないけどな。

それなのに、糸が通った状態のまま動きなさいとか
言われるのよ。

控えめに言って、頭がおかしいと思います。

世の中の剣豪とか剣聖とか言われる方々は
全員、頭がおかしいと私は思います。
(剣豪様剣聖様とファンの皆様、ごめんなさい)


木刀持って歩を進めながら
裁縫中、糸がなかなか通らない時みたいにムキーッとなっている。

(針穴が小さすぎんだよっ)

お願いだから、せめて刺繍針くらいの大きな穴に
なってほしい。

それか、糸通しをくれ。

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