球の上か下か

体幹内操法の先生開発のバランスボード『球swing-rotonda(ロトンダ)』に乗ったら、身体がひっくり返された。

私が、起き上がり小法師だとするじゃないですか。

起き上がり小法師は下が球になっていて
球の下部が重たくなっている。

それが、球の上部が重い起き上がり小法師に
なっちゃった

そんな感じ。


歩きが変わってしまった。
そう思っていたんだけど

一昨日くらいかな?

(あれ?声が変わってる?)
(なんか声に弾力が出てないか?)

そんな気がしたの。

それで、たまたま近くで喋っている人の声を、
聞くともなしに聞いていたら わかってしまった。

この人は、下半分が重たい球の身体だ。
下半分が重たい球の身体で、球体の上半分の空間にいながら喋っている。
だから浅い声なんだって。

そして、私も同じ身体、浅い声で喋っていたんだって。


歩きとか動きはね、球体の上半分が重たい起き上がり小法師だと良いみたい。

でも声は
わけわからん事言ってすみませんって感じなんだけど

球体の上半分が重たい身体にするでしょ
その身体のまま、自分は球体の下半分の空間に行って声を出すの

そうすると、弾力のある伸びのある声になるの。

とにかく、上半分の空間にいたらいけないんだ。

でも、球体の下半分が重たい身体のまま、下の空間に自分がいて声をだしても、痩せた声が出るだけだ。

球体の上半分が重たい身体になれないといけない。


今までいろんなアドバイスをいただいてきたけど
私の発声が良くならなかったのは、ずっと球体の
下半分が重たい身体だったから。

アドバイスくださる方々は、おそらく皆さん
球体の上半分が重たい身体なのよ。

球体の上半分が重たい身体だと、常に下に向かって
圧がかかっているのよ。

その身体だと

「息は勝手に入ってくるよ」とか
「お腹が外に向かって張り出されるよ」

ってなるのよ。


私、球体の下半分が重たい身体のまま
一生懸命お腹を外に向かって張り出そうとしていた。
(結果、下半分が益々重たくなって、酸素不足な金魚みたいに口をパクパクさせるだけだった)


やらないといけなかったのは、
球体の上半分が重たい世界に行くことだったんだ。

その世界に行かなければ、先生方のおっしゃる

「こうすれば、こうなるよ」

がなされる身体にはならないんだ。


なんかさ、「今頃かよ」「何十年やっているんだよ」って言われそうだけど

やっと

「こうすれば、こうなるよ」

「そうですね」

って言える状態になってきたみたいだ。


(球体の上半分下半分の感覚は、個人の印象です。他の方が言葉にしたら、逆の印象違う言葉になるかもしれません。あまり額面通りに受け取らないでくださいね)

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