砂金を掬(すく)う
構造動作トレーニングの、マウント富士のポーズ
なんかよくわかんないけど、
なんとなく背中が締まって 気持ち良くなるから
時々やってた。
構造動作トレーニングの、牧神の蹄
よくわかんないけど、蹄に乗るようにしたら
人形劇の動作が もたつかなくなってきたから
(なんか良いんだろうな)
なんとなく乗るようにしていた。
今、構造動作トレーニングはじめて3年目くらいかな?
昨日の、構造動作トレーニング股割講座
先生が、
「ここまで行く」
マウント富士ポーズの手先を、ちょっと引っ張って
くださった時
足の先まで 何かがつながったのがわかった。
私の今までの マウント富士ポーズは
形を真似しているだけだったけど
この、足先まで何かを通すために、マウント富士の
ポーズは あるんだって、やっとわかった。
そして、足先まで通っている状態、
ここで、普段立つ必要があるんだって
覚(さと)った。
私ね、構造動作トレーニングと動作術をしていると
砂金を掬うザルの目を細かくしているみたいだなって思うんだ。
いろんなジャンルの先生が、レッスンで金のかけらを分けてくださる。
でも、私が持っているザルは 目が粗くてスカスカで
金の粒がポロポロ落ちてしまうんだ。
手元に ほとんど残らないの。
構造動作トレーニングや動作術では、
人形の動かし方や台詞のお稽古をするわけじゃない。
だけど、やっていて、骨格ポジションが整ってくると、ザルの目が細かくなるんだ。
教わったことをキャッチできる身体になってくる。
(ああ、骨盤と脚の位置関係が講座前と違う)
一歩前進したみたいな身体だな。
駅までスタスタ歩く 私の身体の中には確信がある。
この身体なら
「こうしろ」と要求されたことに
応えられる
この身体なら
金の粒を落とさない
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