rotonda乗り続けたんだ(2週目)

rotondaに乗って身体が変わっていく様子を記録
(2週目)

2/22 木曜日

朝乗る
①②(乗る時身構えなくなってきた。rotondaに揺さぶられるのが怖くなくなってきた)

仕事場でカッターを使っていたら、身体が話しかけてきた。

「ねえねえ、寄りかかったり のしかかったりして
身体の外に支点をつくって動いているけどさ、
それ違うと思うよ」

身体の中に支点は あるはずだって。

夜乗る
①②(外に放り出されるのは、中が使えてないからだろうと思う)

2/23 金曜日

朝乗る
①②(本読みながら乗っていたら、身体が勝手にクルクル回しはじめた。しかも超絶いい場所で。なんかお腹の中で何かがクルンクルン回っているぞ。やっぱり私、頭が身体を支配しようとし過ぎているんだろうな)

駅まで歩いている時、脚がないみたいな感覚を味わう。
なんかさ、多分なめらかに動きすぎて、手応えや抵抗が消えてしまったからだとおもうんだけど
脚生えてませんって感じになった。

でも違うな。
深いところから生える感覚に変わったんだ。
今までは極浅いところから生えていた。

コマとフリスビーの違いについて考える。

夜乗る
①②(たくさん乗っていたくて餅をモグモグ食べながら乗る。本を読みながら乗る。新書半ばくらいで酔った)

回す時のジャリジャリ音が静かになってきた気がする。
最初は耳障りな音だなって思ったんだけど。
音に慣れただけかな?
いや、なんかやさしい音になっているぞ。
ボード同士が馴染んだだけかもしれないけど。

2/24  土曜日

朝乗る
①②(回す時の円周が段々小さくなってきた。小さくなればなるほど身体が心地良い。足元でクルンッて回せるとめっちゃ気持ちいい。滞空時間も少しずつのびてきた)

鼠径部が本当気持ちいいのよ。

夜乗る
①②(円周が小さく小さくなってきた。その時、ここが中心だよという声がした。中心を踏んだら、床が二重になった。
今踏んでいるrotondaの板、そこから10cmくらい下にもう1枚板がある(本当はないです。架空の板です)その板の方を踏むべきなんだってわかった。
円筒を想像してください。円筒上部円面だけを踏んでいたんだけど、下部円面を踏むべきなんだってわかった。
足裏は終点ではない。通過点だ)

あれ? なんか身体に革命おきちゃった? と思いながら寝る。

2/25  日曜日

朝乗る
①②(小さな小さな円周で回せるところを身体が段々掴んできた。そこにいると身体の中で何かが揃う)

なんかね、今までは身体の外にある腕で大縄跳びの縄を回していたんだけど、身体の中で縄を回しはじめた感じがする。

夜乗る
①②(淵にもたれかからずにバランスを保てる時間が1秒を超えた)

足裏に接した地面(地表面)を踏むと身体が縮んでしまう。
でも地面の奥(円筒下部円面)を踏むと、身体の中が伸びていく。
「地面の奥を踏むといいよ」って、昔別の所で言われたし、
今の私なら他の人に言うだろう。
「地面の奥を踏むといいよ」

でも奥を踏もうとしても、なかなか踏めるものじゃないと思う。
rotondaで釣り合い立つ あの場所
あそこに立てなければ奥は踏めない。
奥に届かないんだ。

2/26 月曜日

朝乗る
①②(今朝は ちょっとリバウンドしていた。あれ?ここじゃないぞ。どこだっけ?ってなった)

上演中びっくりした。スタートダッシュがかかるから、rotondaのところに身をおいていると。
動きとか声の初動に伸びがあるんだよ、グインッて感じの。
パンツのゴムが延びきってますの方の延びちゃうじゃなくて、弾むみたいな伸び方。
なんか弾力があるんだよ。

夜乗らず
(寝落ちしてしまった)

2/27 火曜日

朝乗る
①②(中心を捉える精度が少し上がってきた気がする)

夜乗らず
(寝落ち)

でも胸部が断線していることに気づいた。
胸が胴体に はまっていなかった。

胸部の動作球なんだ、腕を動かしているのは。

2/28 水曜日

朝乗る
①②(足首の感覚が変わった。足首がやわらかくなったら同時に肩までやわらかくなった。連動しているのかな?)

夜乗らず
(寝落ち。今週は夜遅くなることが多くて)


発声で悪い癖を抱えていた。
初動で上がってきちゃう癖。
いろんな発声のワークに参加しても改善されなかったから、半ばあきらめかけていた。

でも、わかった。
胸部の動作球が脱落していたんだ。

腰部に歯車、胸部に歯車、頭部に歯車があるとする。

胸部の歯車が後ろに落ちていた。
だから、腰部の歯車が引きずられて跳ね上がってしまう。

ざっくりいうと、そんな状態だったんだ。

運動の方向性の問題ではなかった。
運動の方向性は正しいのに、胸部が はずれているから おかしなことになっていたんだ。

胸部がきちんとはまっていると初動が変わる。

背骨が地面に挿しこまれる感覚になって、運動は下に伝わっていく。


rotondaが胸部の位置を修正してくれた。
rotonda上に立とうとすることで、
胸部が じわじわ良い位置に移動してきた。

rotondaは羅針盤みたいだ。
身体の行くべき方向を指し示している。

(今日は夜も乗るんだ)

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