口では喋っていない その2
口では喋っていない
それが、達者な人と発展途上な人との違いだ。
達者な人は、口では喋っていないんだ。
口で喋ると重たくて、変化が自在につけられなくなる。
「お腹で喋っている感覚になる」と過去に書いたけど
今は、口の中が1階だとしたら
2階で喋っている感覚がする。
2階で喋ると、声も飛ぶし
重たい軛(くびき)が外れるから、
台詞のニュアンスを鋭くしたりソフトにしたり
自在に操れる気がする。
(当社比です)
昨日の上演でも
(ああ、本当に口では喋っていないんだ)
そう感じた。
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