皮膚は触れてるんだけど
動作術の先生は、繰り返し 接地感覚含めた立つためのお稽古をしてくださる。
繰り返していただくことで、鈍い私の身体にも、少しずつ何かが浸透してくる。
「接地面に、皮膚は触れているんだけど、肉はついていない感じです」
今日は、この言葉にハッとした。
足の ある部分に関しての話だったんだけど。
(どの部分かは先生にお聞きください)
私、皮膚も肉もムギュッて押しつけてるか、皮膚も肉もパカッて浮かせているかの どちらかしかなかった。
皮膚は接地しているけど 肉は接地していない段階なんて持ってなかった。
この段階が、私には欠けていたんだ。
今日お稽古していただいたのは、足のことだったけど
多分、人形持つ時も
皮膚と肉をムギュッて押しつけていたら、丁寧に遣えないと思う。
足がムギュッとしていたら、ドシドシ歩きになってしまうように。
丁寧に遣うって
皮膚は触れているけど、肉はついていない感覚を
キープして遣うことなんじゃないかな。
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