1線に揃えると
刀禅で「1線に揃える」ことを教わった。
(何を1線に揃えるのかは刀禅の老師(先生)にお尋ねください)
上半身のパーツで「1線に揃える」をしてみた。
1線に揃えてから人形を持つ。
1線に揃えると、身体の中に圧がかかる。
圧がかかるからかな?良い意味で、人形の動きが重くなる。しっとりした動きになる。
(重さの抜けてる人形はダメだ)
そう思って、握りしめれば握りしめるほど人形は軽くなる。
パカパカしたパサつくクッキーみたいな動きになる。
そんなことを ずっと繰り返してきた。
1線に揃えた時にかかる腹圧これが重さの正体だ。
これが抜けたら、人形の魂も抜けるんだ。
少し取っ掛かりがつかめた気がする。
(下半身だとどうなるのかな?)
下半身のパーツでも「1線に揃える」をしてみた。
足裏が地面にビタッとはりついた。
他のワークショップで「お腹で踏みなさい」
「それは踏ん張っているだけ。踏んでないよ」と言われたりする。
(今、踏めてるんじゃないかな)
多分、バラバラな状態で地面に押しつけてもダメなんだろう。
1線に揃えて、水平な面が現れないと、踏むにならないのかもしれない。
能楽師さんのワークショップに時々参加して、摺足してみたりしている。
(摺足は、1線に揃えてやるべきだ)
(ていうか、1線に揃えてない摺足なんて、全然摺足じゃないや)
下半身のパーツを1線に揃えたら
強烈に そう感じた。
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