やることは

歩く時、脚をぶんぶん振り回さなくていいんだ。
足踏みしていれば前に進んでいくんだから。

(骨格ポジションが整っていればね)

押す時、手で押そうとしなくていいんだ。
身体の中で重心が移動すれば、相手が押されてくれるから。

(骨格ポジションが保たれていればね)


骨格ポジションを崩すと、何かが抜ける。

骨格ポジションを崩すって、雑駁にいうと
身体の外郭をずらしちゃう感じ。

身体の外郭が先に移動しちゃうと、身体の中は置いてけぼり。中が動かなくて済んでしまう。


動作術のお稽古後、駅まで 足踏み方式のゆっくり走りで帰った。

お腹が、ずっと引っ張られていて、

あれ〜進んじゃうな〜?って感じ。


やっぱり、重心の移動と骨格ポジションが
まだまだできていないんだな、私は。


外郭がひしゃげると、中の空間が潰れて
重心が移動するスペースがなくなる。

すると無理やり外側から、外郭ごと うんとこせって
運ばないといけなくなる。


でも外郭が保たれていると、中にスペースが生まれて
重心が動くことができる。

身体の中から身体を運んでいける感じになるんだ。


私は、外郭を崩すという やらなくていいことを
やっている。

やることは、それじゃない。

やることは、
骨格ポジションが整う事で生まれる空間を保つこと。

その空間の中で、
重心を移動させること。



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