お腹で立つ人 背中で立つ人

「骨を身体に入れなさい」
「骨で支えられるようにしなさい」

構造動作トレーニングのペアワークでは
相手の重さを借りながら

骨って頑丈なんだよ
この頑丈な骨フレームで立つ方が、楽に動けるんだよ

そう、身体と脳に教えていく。


昨日の講座で私は
今までずっと お腹で立っていたことに気がついた。

お腹で立つ状態というのは

骨関節のかみ合わせがチグハグで、
骨が支え構造となるフレームになれていない
結果、筋肉で頑張って立っている状態のことだ。

昨日のペアワークの最後の方で

(あれ? 背中で立てばいいんじゃないの?)
(背中で立つ方が断然楽だわ)

やっと気がついたんだ。

きっと、身体の中に背骨が戻ってきたんだと思う。

私は、お腹で立つ人から背中で立つ人になった。
身体の中に、骨格フレームが入っている人になったんだ。


背中で立っていると、重たい荷物の上げ下げも
階段の上り下りも楽々だ。

私、ずっと不器用で残念な人ポジションにいたんだけど、それはお腹で立っていたからだ。

お腹で立っていたら、何をするにももたつくから
背中で立っている人と同じことは絶対できないよ。


帰り道、心の中で

身体の中に戻ってきてくれた背骨さんと
戻し方を教えてくれた先生に

「ありがとう」と言った。

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