西洋占星術質問箱セレクション3
☆サイン違いのトラインの解釈について
その場合、土星と海王星はスクエア(サイン同士の関係はスクエアなので)のニュアンスを含んだトライン、ということになり、
土星と火星はクインカンクスまたはインコンジャンクト(サイン同士の関係はクインカンクスなので)のニュアンスを含んだトラインになります
角度的にはトラインは成り立つので、とりあえずその3天体間でエネルギーはまわろうとするはずなのですが、そこにスクエアやクインカンクスならではの異物感やズレなども見られ、折衷や調節のためにちょっと努力を要することもあるかも。
☆トランスサタニアンからのイージーアスペクトについて
ソフトアスペクトはイージーアスペクトとも呼ばれます、つまり「容易にそちらのほうに流されてしまう」(特に同じ元素同士のトラインなどは)ということでもあるんで、特にトランスサタニアン絡みや火星絡みのトラインは気をつけるべきです。火星(興奮)・天王星(逸脱)のトラインで交通事故という例もありました
☆天体の強度(または目立つ目立たない)について
その天体が目立つか目立たないかについての指標としては、サイン以上にハウス位置やアスペクトの方がどちらかと言えば重視します。 質問者さんの場合、1ハウスという生命力の窓口のようなところに太陽があり、しかもそこに天王星が重なって主張が激化させられています。これはむしろかなり強い配置です。ぐいぐいいっちゃってください。
社会に違和感を覚える不満分子たちを集めて、アヴャンギャルドなファッションショーでも開くと良いでしょう笑
☆犬に吠えられやすいかどうかについて
イヌに関連するものだと、恒星プロキオン(こいぬ座の1等星)、または恒星シリウス(おおいぬ座の1等星)とか
この2つがアセンダントとか月に合してたりするかもしれませんね。もしほんとにそうだったら笑えますね
☆ドデカてモリーについて
ドデカテモリ―って個人的にはあるようなないようなよくわからないもので、なんかただ単に余計な情報をプラスしているだけのような気がします。はっきり言って特にいらないと思います。それよりも、ある天体があるハウスの条件付け、アスペクトしている天体からの影響の方がより実体的なものがあるはずなので、そちらを検証してみましょう。
☆双子座過多について1
どのサインも過多になると変にこじれてしまったりします。例えば質問者さんのような双子座の過多は、頭の中で、ああも言えるしこうも言えるし、と結論の出ない架空のコミュニケーションばかり繰り広げて自滅してしまう傾向を生み出すこともあり得ます。
事前に話のネタ帳作っておくとかどうですか。ネタ帳のネタを仕込み、深呼吸して頭の中の余計な声を沈めてから臨む
☆12ハウスについて
隠遁する、隠れる、というニュアンスは確かにありますね。病院や刑務所など社会の表舞台から追いやられたところも確かに12ハウス的です。12ハウスが際立った人で現実に病院で働く人をたしかに何人か知ってます。しかし実際はいろんな出方します。何らかの形で社会的弱者(表舞台から追いやられた人々)にコミットするという出方もあるし、縁の下の力持ちとして舞台裏から誰かを支えたりプロデュースしたり、という場合もあるし、隠れ家で孤独にモノづくりに励む、などもあります
西洋占星術の講座、ホロスコープやタロットを用いての個人鑑定も行っています。情報発信は主にTwitterより
一樹 (@puntukuta)
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