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ウサギも嘘をつく?

ウサギ用布製エリザベスカラーの
オンラインショップpun pun bunnyです。


飼ってみなけりゃわからない、可愛くも不思議な生き物「ウサギ」について私見をあれこれ記しております。


本日は「ウサギは嘘をつくか」について。

ウサギ飼いの皆さま
お宅のウサギさんは嘘をつきますか?

うちのウサ子は嘘つきです。



「ウサギは捕食される側の生き物だから、
天敵に弱みを見せることは死を意味する。
怪我を負っていても痛みを隠す習性がある。
ペットとして人に飼われるウサギも、身体に異変や痛みがあっても隠そうとする子も多いため
体調不良の兆しを見逃さない為に飼い主は十分気を付けなければならない。」
こんな事がウサギの飼育書などには書かれています。

隠す事も広義では嘘と言えそうですが、もっと能動的に意識的に嘘をついている気がするのです。


我が家のウサギは不整咬合があるので、
歯に症状が出てくるとすりおろした野菜しか食べなくなります。

ただし「固形の状態だと食べ難いから」というだけではなく、すりおろした状態の方が好きらしいのです。

大根おろしでもわかる様に、まるのままより、すりおろした方がふんわり柔らかく、香りも立ち、そしてジューシーですよね。

ウサギは味蕾が発達していてグルメさんが多いので、おそらく、すりおろされたお野菜の方が食感や瑞々しさが際立っていて美味しいのでしょう。

味蕾(みらい)舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官。人間の舌には約10,000個。犬は約2,000個。ウサギ は約17,000個と人間の倍近くの味蕾がある。


歯削りで歯の噛み合わせを整えてもらってからそう何ヶ月も経っていないのに、まるのままの野菜を出しても「こんなん食えんわ!」とばかりにプイッと背を向ける様になった我が家のウサ子。

仕方がないので、全ての野菜を擦って与える私(コレが結構大変…)。

ところがです。私の不在時に夫にウサ子の食事を頼んだところ、すりおろさなくても食べたというのです。

私もカブをそのままで与えてみましたら、最初はやはり食べずにおりましたが、30分ほどしてからでしょうか、しぶしぶ食べ始めたのです。

夫は私の様に、与えてからどれくらいで食べ始めるのかを見張ったりしないので「すりおろさないと食べないよ!」とアピールしても気づいてもらえず無駄に終わる。

でも私が相手なら、ウサギ にとってはチョロいもの。食べなきゃ直ぐにすりおろしてくれると踏んで、食べられないフリをしていた…。
やられた…という感じです。

嘘をつくのは、知恵ある証拠。
でも私の胸には敗北感。


ウサギってポーカーフェイスで何を考えているかわかりづらい生き物ですが、実は色々策略しているのかもしれません。


飼ってみなけりゃわからない、ウサギの不思議さ、面白さ。
そしてそれは飼い主さんとウサちゃんの間で交わされる特別なやりとり。

皆さんのお家のウサちゃんはどんな嘘をつきますか?



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