【1日1事例】 地域在住高齢者における余暇的生活行為の実態と社会関係との関連 #ソーシャルキャピタル #余暇活動 #社会関係 #高齢者

参考文献:地域在住高齢者における余暇的生活行為の実態と社会関係との関連
筆者:池田 晋平, 西村 恭介, 鈴木 武志, 佐藤 美喜, 野尻 裕一, 芳賀 博
発行日:2020年11月
掲載元:作業療法 40巻2号
検索方法:インターネット
キーワード:余暇活動, (社会関係), (社会経済的状況), (結束型ソーシャル・キャピタル), (橋渡し型ソーシャル・キャピタル)

要約
目的:地域在住高齢者の余暇的生活行為の実態を把握し、社会関係との関連を明らかにすること
対象:65歳以上の要介護認定を受けていない在宅高齢者
方法:基本属性、余暇的生活行為、社会関係、そのほかの変数に対するアンケート調査。
結果:結束型SCの強さは、鑑賞活動、音楽活動、観光活動の実施ならびに、娯楽活動の日実施に関連する。
橋渡し型SCの強さは、文化的活動、観光活動の日実施に関連する。
近隣住民との交流頻度の高さはスポーツ活動、文化的活動、自然と触れ合う活動の実施に関連。
知的かつ小津は、いずれの社会関係とも関連を認めなかった。
余暇的生活行為と社会関係は、それぞれの関係性において特徴を有することが示唆された。
調べた単語:「ソーシャルキャピタル」
・社会・地域における人々の信頼関係や結びつきを表す概念
・人々の協調行動を活発にすることによって、社会の効率性を高めることのできる、「信頼」、「規範」、「ネットワーク」と言った社会組織の特徴
・ソーシャルキャピタルが蓄積された社会では、相互の信頼や協力が得られるため、他人への警戒が少なく、治安・経済・教育・健康・幸福感などに良い影響があり、社会の効率性が高まるとされる
・物的資本、人的資本などと並ぶ新しい概念
・日本では、社会的資本、社会関係資本と訳される

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/40/2/40_195/_pdf/-char/ja




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