2020年天皇賞(秋) サイン考察③【枠順確定版】

出馬表発表を受けての菊花賞のシナリオを推理していきます。

■11月1日開催の天皇賞(秋)

過去、馬連導入後の11月1日に施行された天皇賞(秋)は、4戦とも万馬券決着となっています。
(2015年は馬単万馬券。)

1992/11/1 馬連17,220円【万馬券】
1998/11/1 馬連12,210円【万馬券】
2009/11/1 馬連16,490円 馬単29,270円 三連単102,110円【万馬券】
2015/11/1 馬単10,390円 三連複24,850円 三連単109,310【万馬券】

この過去4回の1着馬は、レッツゴーターキンとオフサイドトラップが、夏競馬G3の連対馬で、
ステップレースに優先出走権が付与されるようになった2014年以降は、カンパニーとラブリーデイ はステップレースの1着馬でした。

1992年レッツゴーターキン 小倉記念(G3)2着 北九州記念(G3) 2着
1998年オフサイドトラップ 新潟記念(G3)1着 七夕賞(G3)1着
2009年カンパニー     毎日王冠(G2)1着
2015年ラブリーデイ     京都大賞典(G2)1着


今年は、ステップレース1着馬の出走が無いため、穴馬を狙っていきたいところです。

夏競馬G3経由しているのは、
 
ジナンボー 新潟記念 2着 七夕賞 ×
カデナ   新潟記念 ×(2着対角)

ですが、今年と同じ12頭立てで施行された1998年の天皇賞(秋)の出馬表から解析していきます。

・武豊と福永祐一騎手の1頭空けての配置が、今年も再現
・1988年は、(有)シルクレーシングの同枠(隣)が連対


1998/11/1 天皇賞(秋) 12頭立て
 
1武豊
2
3福永祐一
4
5
6
7
8
9シルクジャスティス (有)シルクレーシング
10ステイゴールド 2着

2020/11/1 天皇賞(秋) 12頭立て

1ブラストワンピース (有)シルクレーシング
2
3
4
5
6福永祐一
7
8武豊
9アーモンドアイ (有)シルクレーシング
10
11
12


ここから、 (有)シルクレーシングのブラストワンピース、アーモンドアイの同枠馬、隣から、

キセキ、カデナ、スカーレットカラー、ジナンボー

が浮上します。

■古馬 芝2000mG1・G2

金鯱賞 馬主サンデーレーシングの6番目が1着
大阪杯 馬主サンデーレーシングの6番目が2着
札幌記念 馬主サンデーレーシングの6番目が1着

古馬 芝2000mG1・G2は、3戦とも、天皇賞と同じ12頭立てで、馬主サンデーレーシングの6番目が連対しています。
今回は、2頭の馬主サンデーレーシング(クロノジェネシス、フィエールマン)の左右6番にあたるのは、カデナ、ジナンボー、ブラストワンピース、ダノンプレミアムの4頭です。

ここでも、カデナが浮上してきます。


続いて相手馬ですが


■同一レースの1,2着馬の同枠配置

同一レースの1,2着馬が同枠配置されたのは、2002年以来だと思われます。
(検証もれがあったら申し訳ない。)

2002年天皇賞(秋)
7枠13トーホウシデン × 菊花賞 2着 
7枠14エアシャカール × 菊花賞 1着
※ゾロ目の菊花賞1,2着馬が同枠配置

2020年天皇賞(秋)
6枠7クロノジェネシス 宝塚記念 1着
6枠8キセキ      宝塚記念 2着

2002年は、ゾロ目の菊花賞1,2着馬が同枠配置され。2頭とも馬群に沈んでいます。
そして、今年は、宝塚記念の1,2着馬が同枠配置。
このはめ殺し(同一レース1.2着馬が同枠配置されること)をどう解釈するかですが、


■前年出走馬

カデナ     前年1着同枠 
ウインブライト 前年1着対角

前年出走馬で、前年、連対馬を示唆する役割だったカデナ、ウインブライトの同枠、対角、平行位置は、キセキと、ダノンプレミアムに合致します。
なので、キセキの枠も連対可と推理します。
ただ、カデナの同枠ブラストワンピースにも注意します。

1枠1 ブラストワンピース  トランプ馬名
1枠2 カデナ   アメリカ空軍嘉手納基地

これは、ただの連想読みです。


■前年1,2着馬が揃って出走した年
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2001 1着テイエムオペラオー ②前年秋古馬三冠
2001 2着メイショウドトウ  ③      
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2005 1着ゼンノロブロイ   ②前年秋古馬三冠 
2005 2着ダンスインザムード ③    
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2011 1着ブエナビスタ    × 前年秋古馬①②② 
2011 2着ペルーサ     ③②'   
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2016 1着ラブリーデイ   ×③' 前年秋古馬①③⑤ 
2016 2着ステファノス    ③         
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2020 1着アーモンドアイ     前年秋古馬①不⑨ 
2020 2着ダノンプレミアム          
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前年の1,2着馬が揃って出走した年は、過去4回とも、前年の2着馬が3着となっています。
今年も、ずばり、ダノンプレミアムを3着づけで狙ってみたい。

そして、2011年のブエナビスタと同じく、前年の秋古馬三冠を果たせなかったアーモンドアイは、思い切って評価を下げたい。
(戦歴的には、ブエナビスタを超えていますが。)


◎ブラストワンピースと、○キセキから、△の7頭への流し。

◎ブラストワンピース
○キセキ

△カデナ
△ウインブライト
△ダノンプレミアム  
△フィエールマン   
△ダノンキングリー  

△アーモンドアイ
△クロノジェネシス 


前日あたりにも、最終予想の投稿を追加するかも知れません。

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