2020年ジャパンC サイン考察①

■レース番号変更年のジャパンC

今年から、ジャパンCは第12レースで施行されます。

2004 10R→11R変更 枠連5-5
2012 10R→11R変更 枠連8-8   最終レース施行に変更
2020 11R→12R変更  ??

まず、過去2回の施行レース番号が変更された年のジャパンCは、2度とも純正ゾロ目決着となっています。(再度、10R施行に戻った2005年はのぞく。)

2004  10R→11R変更
1着ゼンノロブロイ 牡4 ペリエ 1人気 前年2003東京優駿(G1)② 天皇賞(春)(G1)② 天皇賞(秋)(G1)① 天皇賞春秋連覇
2着□地コスモバルク牡3 ルメール2人気 当年2004皐月賞(G1)② 

2012  10R→11R変更
1着ジェンティルドンナ 牝3 岩田康誠 3人気 当年2012牝馬三冠
2着オルフェーヴル   牡4 池添謙一 1人気 前年2011クラシック三冠 宝塚記念(G1)① 凱旋門賞(G1)②

この2回の連対枠の構図は、「当年クラシック連対の3歳馬」VS「前年以前のクラシック連対馬、古馬G1連対歴馬」でした。

デアリングタクト  当年牝馬三冠
アーモンドアイ   前年牝馬三冠
カレンブーケドール 前年オークス②、秋華賞(G1)②、ジャパンC(G1)②
ワールドプレミア  前年菊花賞①、有馬記念③
キセキ       2017菊花賞①、宝塚記念①①連覇    

以上、デアリングタクト、アーモンドアイの牝馬三冠馬の他、
カレンブーケドールと、過去の菊花賞馬2頭まで注目。

■三冠馬対決は?

1984
シンボリルドルフ 無敗の三冠馬 →③
ミスターシービー 前年の三冠馬 →×

2012 ゾロ目
ジェンティルドンナ 牝馬三冠馬 →①
オルフェーヴル   前年の三冠馬 →② 

過去、当年の三冠馬対決は史上初ですが、過去の三冠馬対決で連対できたのは、前述した2012年のレース番号変更年のジェンティルドンナだけです。(ゾロ目決着)

皆知っての通り、過去、クラシック3冠を制した3歳牡馬は7頭とも年度代表馬になっています。

コントレイル   無敗のクラシック3冠 シンボリルドルフ、ディープインパクトに続く3頭目
デアリングタクト 史上初無敗の牝馬3冠 
アーモンドアイ  G18勝 
 

コントレイルについては、ジャパンCを勝っても、シンボリルドルフ、ディープインパクトに続く3頭目となるので史上初にはなりません。
アーモンドアイについては、シンボリルドルフとの対比で、国内G1勝ち数は抜いたとて、
アーモンドアイが勝ったレースのグレードによって賞金換算すると、まだシンボリルドルフを超えていないという持論から、残るは、今年の3強の中で、一番、年度代表馬に遠いとみられているであろうデアリングタクトです。

デアリングタクトがもしここを勝っても年度代表馬になるかは分からないものの、2012年、牝馬三冠とジャパンCを制したジェンティルドンナは、年度代表馬になっています。(=史上初、牡馬クラシック三冠馬が年度代表馬になれない???)

2012年の再現で、デアリングタクトからのゾロ目を本戦と考えています。

◎デアリングタクト

〇コントレイル
〇アーモンドアイ
〇カレンブーケドール
〇ワールドプレミア
〇キセキ 
〇□外ウェイトゥパリス
〇 グローリーヴェイズ 香港ヴァーズ(G1)①


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