リウマチとの4ヶ月


診断されてから4か月経った。

とてもとても長かったような、なんとなくの
付き合い方がわかってきた気がしてる。

何錠のメトトトレキサートを飲み込んだだろう。
毎週来る金曜日のことを嫌いになってしまってる。

慣れというのは怖いもので、痛くてもどうにかやり過ごせるし、仕事もそれなりにはこなせるようになった。病気のこと笑いに変えたりもできるし、調子の良い日には病気であることを忘れて、ものごとを選択してしまうことがある。

でもほんとうにここまでとても辛かった。
辛いと気づかないようにしてるけど、
思い返すと涙が出てくるぐらいには。

ボーリングができなくなった。
できないとなるとやりたくなって厄介だ。

できないことは日によって違う。
今日は左手で荷物が持てなかった。
昨日は両足首が痛くてバスに乗った。

お気に入りだった大きいマグカップも重たくて、食器棚の奥にしまい込んだ。

こうやって並べると絶望ばかりだね。

でも周りの人たちに助けられてなんとか生きてる。
気遣ってくれる人、少しでもよくなるように考えてくれてる人たちには頭が上がらない。

できないことを数えるたびに、
できることがひとつひとつ光って見えるのだ。

手が痛い日は食器洗いをサボってもいい。
痛くて眠れない日は暗い部屋で音楽でもかけよう。
ちゃんとしなくていいよと言い聞かせる。自分の平穏のためになら、雑な暮らしもいいね。
自分の都合の良いときにだけ、リウマチだからと甘やかそう。自分のために生きている。自分しか自分のこと幸せにはできないから。

ここまで生活してきて、ストレスと疲れが強いときはやっぱり痛みも強い気がする。気のせいか炎症のせいかわからない倦怠感が一番つらい。思い返してみても、まだまだ始まったばっかりだから先はながい。メトトがどこまで増えるのかが一番不安。毎月の採血もほんとうは嫌だ。どうかどうか数値がずっと下がり続けますように。終わらないものはないと信じてる。

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