久しぶりに会ったクロマニヨンズ
初めまして。
コダマテツヤです。
2021年2月20日に有明ガーデンにて行われたクロマニヨンズのライブの
感想を皆さんにお伝えしたいと思います。
まずこのライブはクロマニヨンズの今年一発目のライブであり、
かなり久しぶりのライブでした。
それは、私自身もそうであり、皆さんにとってもそうであると思います。
緊急事態宣言渦であり、(私はこの制限に対して懐疑的です。まず意思決定プロセスがダサすぎる。。またの機会にしよう)
会場のコロナ対策、入場の仕方はチケット制でなくスマホの画面を見せる方法がとられていました。
これは、非接触という意味でかなり良い方法であるし、語弊を恐れずに言えば、コロナのお陰と言えるものです。入場は以前のようにチケットのモギリもなくスムーズですし、スマホを利用した演出もアーティスト側の意向で、かなり可能性があると感じました。
例えば、今回のライブが以前のものと違っていたのは、歓声がないという事でしたが、終始拍手のみというのもかなり疲れるし、(いい運動にはなる)声も出せない中、スマホで応援したいなと。スマホペンライト機能とか、ライブ配信も会場で見れて、遠くのヒロト、マーシー、まさる、勝治を見たいなと思ったり。それは私の席からは顔の表情まで見られなかったから。
大きなフェスはモニターがあるから良いですが、今は非接触のライブだから以前のようなモッシュもダイブもできないからライブ参戦していても、スマホでライブ中継も観れたら良いですね。
観客が声出せない状況で、ライブやる側にはどんな影響があるのかと開演前は思いましたが、クロマニヨンズには全く影響していないようでした。流石!音楽に集中できるというのも良い点。バンドの力がわかりやすくなった!
会場を眺めるとお客さんのノリも見えるし、拍手喝采出し、クロマニヨンズは終始めちゃくちゃ楽しそうでした。ヒロトさんも楽しいな〜って言ってたね!みんな楽しそうだった!思い出したら泣けてくるよ。暴動チャイルヤバかった!
歌詞が最高なんです。
隠れてるつもりでも
夢がむきだしだぜ
あきらめたふりしても
夢がむきだしだぜ
もう涙腺崩壊です。
6曲の連発弾丸ロック炸裂!
久しぶりのライブには思えない!
さらに進化してると感じましたよ。
油断してると置いていかれるような感じ。
あっという間にドンパンロックが終わって、
ヒロトがMCで『そんな拍手してたら手が疲れるだろ〜』って言ってたね。ファンとしては嬉しいねー。拍手って素晴らしい。手を打ち合いリズムを刻む。声に出さず応援できる。相手に反応できる。運動できる。笑
ライブ、凄かった!みんな凄かった!バンドとして凄かった!
ヒロトさん、マーシーさんが凄いのは当たり前すぎて、また凄いんだけど、勝治さんのドラミングがね、ハイハットの表現の多彩さ。炭酸のようなシュワシュワを表すこともできるし、スティックのカウントは脳天に刺さる。メンバーのテンションを鼓舞できるし、もちろんお客さんをあげる事ができる。
メタルとかハードロックのハードボイルドで能天気な、Born to be wildみたいな雰囲気をクロマニヨンズが表現できるのは勝治さんの力が大きいなと良く良く思います。
そして、ある意味で衝撃だったのが『かまわないでくださいブルース』
私、かまいたいのにかまわないでって言われっちゃって少し複雑。笑
マーシーさん!かまいたいですよーって
かまわせてくださいよーって
全て事足りてる
ロックンロールを聴いてロックンロールをかませたらそれで他は
いらないよって事でしょうか。
とにかく、またライブを観れることを祈っています。
俺もロックンロールヤリてぇーと強く思った夜でした!
PS.
今回は配信もありまして撮影クルーも入っていましたが、
ステージ上で撮影するのは一ファンとして苦言を申したいです。
クロマニヨンズの4人に集中したいのに動画カメラマンがサイドから
入ってきてケーブル捌く人と4人で出てくるとクロマニヨンズに集中できません。
私も、カメラマンという立場で今まで多くの撮影をしてきて、ステージに上がって撮影してきた経験もあり、あまり言える立場ではないですが、今回の経験を通してお客さんへの配慮が必要だと、今のコロナ渦でさらに時代が変わったのだと思いました。
ステージ上で撮るということは、広角域を利用し演者に近づいて臨場感ある映像を撮りたいという意図があるのはわかるのですが、撮る側にそれだけの素養があるのかと思うのです。
ステージはアーティストのものであり観客のものです。
今回は配信もありオンラインで観る人のものでもありますが、現場の環境を蔑ろにして撮るべき映像ではないと思いました。
別の方法、例えばステージ外から望遠で撮る方法もあります。
観客の集中を妨げる方法は良くない。観客とは私のことであり、皆さんのことです。
いつもクロマニヨンズの写真を取られているスチールの方はしっかりと配慮されているのが伝わりましたし、あの姿勢こそがアーティストとカメラマンの関係性だと思うのです。マーシーさんもヒロトさんも信頼しているのが伝わります。撮らせてくれてるし優しいですよね。
どんなふうに撮影しているか、その姿で大体の撮れているものはわかります。動画の方は心して挑んで欲しいです。
とにかくクロマニヨンズは進化中でした。
次回も楽しみにしています!
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