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半年目の月命日
婚約者が天国に旅立ってから、早くも半年が経ちました。
彼女とこの世で二度と再会することができなきことは、もちろん頭では理解しています。
それを最初に思い知らされたのは「火葬」でした。冷たくなった彼女の体が炉に入れられて、骨になって出てくる。このときに、「あぁ、彼女はもういないんだな」と現実を突き付けられました。
でも、彼女がいない人生をこれからもずっと生きていくことはまだ受け入れられていません。
この先どうすれば再び幸せを掴めるのか、そもそも幸せを享受してよいのかもわかりません。
空っぽになった心のまま、ただ時が過ぎていきます。
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