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旅先の朝食

電車を乗り継いで、ふらっと旅に出るのが好きな私。今は我慢と思いつつ、やはり窮屈感は否めず…。

ふてくされても、しょうがないので久々に過去の写真を眺めていました。食べ物の写真が多いんですよね。機内食とか、ホテルの朝食とか何枚も撮ってます。

これは、コペンハーゲンに宿泊した時の朝食。焼きたてのクロワッサンやデニッシュがとても美味しかったです。

予算をギリギリまで切り詰めた貧乏旅行だったので、お昼は何も食べなくてもいいように、毎朝、宿泊先のホテルでたくさん食べてました。

写真を眺めながら思いだすのは、母との会話。

「このパン美味しいなぁ!もう一個食べよ。」
「ほな、お母さんの分も、もう一個取ってきて!」
「コーヒーおかわりするけど、お母さんもいる?」
「あっ、お願い!」

そんなやり取りを毎朝してました。名だたる名所を、あちこち観光し、そういった風景も旅の良い思い出ですが、一緒にいる人とどんな言葉を交わしたのか…それも、大切な場面だなぁと思います。

先日、所用で久々に電車に乗った母は、昼下がりの空いた車内で、カタンカタンと揺られるうちに、このままどこまでも乗っていたいと思ったそうな…。やはり親子、同じことを考えるもんだなぁと妙に納得しました。

遠出は無理だけど、旅先の朝食を真似て、デニッシュとクロワッサンをお土産に持って行こうかしら?

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