トランペットの爽やかさに勝るものがあるのか、いや

全文書くだけ書いてみたらただの日記になりました


久々にジャズを車の中で流していたら、
―これに似た、古い記憶にあるあの曲は誰のだ!?
とリトルくらたが言ってるではありませんか

こういう時ジャズは本当に困ります
歌詞がない(ボーカル曲以外)わけですから検索ワードがないんですよね

雰囲気だけは思い出せます
たしかTop of My Head や Hey Lock!のような爽やかさが胸に突き刺さるタイプの曲だった!!

(横道逸れます:この動画見てRoy Hargroveって何歳なんだ!?って思ってたら、2018年に齢50を前にして亡くなられてるんですね)

確信があったのは「間違いなくトランペット曲だ!」ということのみ
私の中のエモ爽やかセンサーはほぼトランペットに反応するようになっています

爽やかさと言えば、Blue MitchellのI’ll Close My Eyesは多くのジャズ入門者がノックアウトされますよね

とまあ、何度も横道にそれながら一生懸命考えていたのですが、
全然ヒットしません!

曲探し系アプリに下手くそ鼻歌を聞かせながら何度もチャレンジしますが、やはり引っかかりません!!

あーん!!と思っている間に一人のラッパ吹きさんの名前が浮かびます
Kenyatta Beaseleyです
誰!?って思ったでしょう
私が(多分)唯一お喋りしたことのある黒人トランぺッターです

学生の頃、でかめのイベントでちょっとだけ一緒に演奏させてもらって、
ちょっとだけ私の演奏を褒めてくれて、
お陰様で調子にのるだけのりまくらせていただき、
嬉しさからそのままCDを買って一時期聞きに聞きまくっていたトランぺッターです

彼の音源を一回聞けばヒントがあるはず!しかし、CDは実家だ!
youtubeで検索したら…あれ?全然ヒットしない
Amazon Musicでも全然出てこない

え!?どういうこと!?引退したの!?
instagramまで追いかけてみたら、めちゃくちゃ吹いとるやないかい!!

いやグラスパーいるやんけ!どんな関係性だ!?
とか思ってネット検索してみたら…

どうやら私が学生の頃購入したこのCD(↑再販版なので厳密にはちょっと違いますが)のピアノがRobert Glasperその人なんですねえ、いやあビックリです

そう一安心したところで(???)
もう色々諦めようと思ったんですが、
CDはなくてもHDDに全部あるはず!と夜8時にようやく気付き
聞いてみたんですよ
そしたら案の定ですわ

(↓再登場です)

これだよコレコレ!!!
この曲の8曲目、Brooklyn Moonですわ
あーもう時間かかった!!
一日中考えてたわ!!
本当に音源を載せられないのが残念なくらい!!
素晴らしい爽やかサウンド!!

っていうか、この人のせいで私の中の「ジャズで爽やか=トランペット」ができあがったのかもしれません

あと3曲目のTribute To Myself めちゃくちゃいいんです
タイトルもいいですよね
こっちも爽やかです
タータラタターですわ(伝わるわけなさ過ぎてわろけてしまいますね)

今までHDDのデータなんてとんだらとんだでまあいいや、とか思っていましたが
こればっかりは困りますね
CDだって何年持つかもわからなければ、
聞く媒体だって減る一方ですもんね

私は有名無名関係なく生でライブ聞いたらすぐCD買ってサイン貰ってたんで、
こういう時に「あの時のあれ聞きたい!!」とか思ったら一苦労ですね
特に人知れず引退された人の音源とかは今回みたいに「どこ探してもない」こともありえますしね

いやあ、本当に素晴らしい曲なんです
音源載せられないのが残念でならない!!
CD買うしかないですよ皆さん!
ちょっといいランチ我慢していただいて!

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