俺の育児の全てPart1

私、こう見えて臨床心理課程を終えた公認心理師でございまして
世の中的には心理の専門家、そして現職は発達の専門家として従事させていただいとるんですわ

そんな専門性なので、私は盛大に自分と自分の子を使って検証しているわけですよ
「公認心理師が全力で育児をしてみたら」

この検証結果は概ね20年後くらいに出てくるものになります
そのため、常に仮説と短期的な評価を繰り返し、よりよい成長へ繋げられるようPDCAを回していくイメージです

いや嘘です
正直PDDDです

一先ず、何をやっているのかを公開していきます

・めちゃくちゃちゅーする
めちゃくちゃちゅーします
ちゅーすると虫歯がうつるという神話を信じていたので口にはしません
歯科医師会か何かで「それデマやで」と通達があったのは知っていますが、なんか今更口にちゅーするのはきもいのでしません
ほっぺがメインではありますが、調子にのってたら「ほっぺはヤダ、手ならいいよ」→手も調子にのってたら「手もヤダ、足はいいよ」とどんどん下僕みたいな扱いを受けることとなりました

・めちゃくちゃかわいいって言う
めちゃくちゃかわいいって言ってます
めちゃくちゃってどれくらい?と聞かれれば、「すべて」です
朝起きたらかわいいし、パパを探してればかわいいし、朝ごはん食べてたらかわいいし、お着替えしたらかわいいわけです
朝起きて半刻満たずにこれだけかわいいです
かわいいと乱用するのは異性からすると「適当に言ってるでしょ」とか言われがち案件ですが(知らんけど)、私に関してはその限りではございません
かわいい場面を見て、脳みそから色々出てきた流れで口が勝手にかわいいと言っているので、正真正銘心からのかわいいなわけです

・超大袈裟に褒める
超大袈裟に褒めてます
といっても時と場合によりますが
すごいじゃーん!とか、やばー!とか、とりあえずめちゃくちゃ言ってます
それこそ適当じゃん笑笑笑とか思ったそこのあなた、公認心理師が今からお説教するのでよく聞きなさい
ここで大事なのは「肯定されてる感」です
発達支援では「具体的に褒めるのが大事」など言われますが、前提として「肯定されてる感」が伝わらなければ何も意味がありません
だから、「なんかよく分からんけどパパが馬鹿みたいに喜んでる」さえ伝わればいいと思ってやっています
具体性はその先です
二の次です
子どもが「あれ?なんかパパ適当に褒めてない?」と気づき始めた時や、明らかに意図をもって「この行動を強化させよう」という時以外はほぼ、「肯定されてる感」のみでやってます

そしてもう一つの意図としては「関わってる感」です
うちはまだ一人っ子ですんで、アンパンマンのおもちゃやパズルで一人遊びに没頭するようなタイミングがあるわけです
特に未就学児の間は養育者のよりよい関りが子どもの認知機能・非認知機能を高めますので、邪魔することこそないものの、養育者が積極的に「関わりに行く」という姿勢が大切なのです

・子どもの発信にはできるだけ肯定的に受け止める
受け止めこそ一番意識していると言っても過言ではありません
何故なら、私自身はスーパーネガティブ根暗人間ですので、何も考えずに関わろうとすると「えー」「またー?」「いいよめんどいし」とか言っちゃいそうになるわけです
故に意識的に受け止めだけは肯定的にいかなきゃと思っています
しかし、実際にその発信にどこまで応じるかは状況次第です
これやりたーい!→やりたいねえ(やらせないけど)
一人でいきたーい!→いきたいよねえ(いけないけど)
保育園いきたくなーい!→あーんそうなんだねえ(いくけど)
みたいな感じです
受け止めのワンクッションが大事です

あれ?「受け止めのワンクッション」めっちゃよくないですか?
自分で書いててなかなかいいフレーズだと思いました

・保育園を責めない
保育園に行くと新しい言葉を覚えてきます
「そんなことしちゃいけません!」「いい加減にやめなさい!!」
この口調は我が家では絶対使わないし、我が家ではそのようなセリフがありそうなドラマやアニメも観ないし、なにより保育園に通うようになってから急に出てきた言葉なので、完全に保育園で学んできているわけです
そしてこれはうちの子が言われたのか、誰かが言っているのを見たのか、もよくわかりません
どちらにしても、おーっとヒヤリハットじゃね?とか思ったりしますが(気にし過ぎだろ(笑)という声は甘んじて受け入れましょう)、そんなときも「あーん!!言われちゃったんだねえ!!ぷげええええ」とか言ってふざけて遊んでいます

親が子どもに対して保育園/学校をネガティブに言ったら終わりです
「保育園を嫌いになれ」と言っているようなものです
そんなことは望んでいないのです
多少気になることがあっても私は目をつむります
私自身の基本理念として「どこに行っても通用する子を育てる」があるため、保育園に適応できなければそれも我が家の責任だと受け止めるようにしています(支援者の立場ではそんなふうには思いませんが)

・目先のことに期待しない
そして、別に卒園までずっと保育園のことが嫌いでも構わないわけです
「保育園を好きにさせなきゃ」「保育園も楽しめる子に育てなきゃ」とも思っていません
どちらかと言えば将来「私、めちゃ保育園しぶってた笑」と言えるような子であることの方が大事だと考えます

一番最悪なのは無理して「保育園楽しいなあ」を演じることです
それが最悪です
前段の「受け止める」に繋がってくるのですが、子どもが嫌いと言ったものは嫌いなままでいいです
嫌いを受け止め続けることが「好き」への近道です(←いい感じのパンチラインですね)
そもそも20年後への投資なわけです
迷った時は原理原則に立ち戻るが大事です
「ほめる」「受け止める」
この二つです
株式投資も同じです
ドルコスト平均法で全世界、米国、日本、金etcに分散しながら長期投資です
基本に戻るのが大事なのです

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