ドラゴンズドグマ2 クリア後の感想(ネタバレあり)

ようやく1週目クリアとなりました。
加護無き→真EDルートです。
本当は加護無きも探索したかったんですが、時間の関係で装備品をピックアップしただけ。
また、少し時間に余裕ができた時に2週目やる準備だけして終わらせた感じです。

まず最初の感想としては、やっぱり夢中になるくらい面白いゲームではあったということ。
ポーンシステムとオープンワールドの相性は抜群で、とにかく探索が面白い。
戦闘も面白いので、4人パーティーで未開の地を探索してるだけで楽しめました。
洞窟を発見した時のワクワク感とか、探索中に夜になってランタンの光で進むドキドキ感とか。
合う合わないは間違いなくあるゲームだけど、自分は前作好きだったこともあるし楽しめました。
攻略とか見ながら効率よくクリアしたいよ、なんて人には合わないんじゃないかな。
不便を楽しむは違うと思ってて、この世界観とか冒険を楽しむゲームだと思います。
攻略見ずに、自分でこの世界を探検するスタンスで遊ぶほうがオススメ。
なので、批判されているファストトラベルとかは牛車で丁度いいんじゃないかと思っています。
序盤は探索するところ沢山あるし、レベルもあがるから無駄になりません。
心許ない資金もモンスターの素材で多少まかなえます。
結局、飛石使ったのも自分は後半になってからだったので、足りなくもなりませんでした。
なので、凄い時間を奪われるゲームなのは否定できないですねw

・良かったところ
2つセットになりますが、戦闘と探索が楽しいということ。
戦闘が楽しいから探索が楽しい。っていう面もあると思います。
前作に比べて、かなりマップが広くなりました。
勿論ジョブ格差はあるけど、ジョブによって戦い方がガラっと変わりますし
自分のジョブを変えたらポーンの組み合わせも変えて~ってやると飽きないですね。
あとはちょっとお馬鹿なところもあるけど、ポーンのAIが優秀なのもいいですね。
足場が悪い落ちるようなところでは戦わないとか、そのあたりの予防は必要ですが
どのジョブ任せても、AIがクソだから役に立たないと感じたことはないですね。
むしろ覚者より動き良いんじゃないのって思うこともw
ポーンシステムは本当に面白いと思いました。

・良くなかったところ
シンプルに色んなところの作りが雑です
倉庫に結構アイテムを入れることになりますが、ソート機能がなかったりとか。
モンスターや装備品はもっとボリュームがあってもいいんじゃないかなと思いました。
せっかく探索が楽しいのに、未発見の洞窟の奥で取れたのは竜の鼓動とか飛石とか・・・
確かに貴重なアイテムではあるけど、買うことも出来るし喜びが薄いです。
属性武器も数としては少ないと思いました。
同様にモンスターも後半になればなるほど変わり映えしないので飽きがきますし。
あと大型はもう少し出現させてもいいんじゃないかなと思いました。
道中の野良の大型は、キツければ逃げるという選択肢だってとれるので。
ジョブの相性はありますが、慣れてくると大型戦は楽しいんですよね。
ドラゴンもドレイクとレッサードラゴンだけみたいなもんですからねぇ。
レッサードラゴンなんて、表世界じゃ1体しか戦えないし。
洞窟の奥にドラゴンがいて、倒した奥に装備品があるなんてことも無かったですね。
前作は確かそんな場所もあって、ワクワクした覚えがあります。

大ブーイングを受けた竜憑きは、ならなかったのでわからず。
ただ、情報を集めただけで言うとするなら、もっと違う形があったんじゃないかと思いました。
真ED見ると竜憑きは必要、っていう意見も見たけど、うーん・・・
加護無き世界の影響でポーンがああなった、で済む話だと思うんですよね。
あと他ポーンにうつすしか無いってのが一番ないかなって思いました。
それこそ竜識者が治せるとか、ルズとかナデニアのお祈りで治すとか、温泉とか。
治療の手段が無いってことが一番批判されている原因なのかなと思います。
メリット無いのにデメリットが特大で治す手段が無いということなので
プレイヤーにとっては必要のないストレスが生まれるだけかなと。

あとはもうちょっとストーリーというかメインクエストを作りこんで欲しかったかなぁ。
前半はヴェルムントで覚者が正しく王に戻るために、色々なことをしていくわけだけど
結局、覚者を王にさせまいとしていたディーサの悪さを明るみにしないままだったりとか
国交が無いバタルと裏で交渉していて、非人道的な行いをしていたこととか
メルヴェ村をバタルの実験の場所としたこととか。
後半のバタルでは女王のナデニアは本当に空気だし、黒幕っぽいファズスは最後の最後しか出番ないし。
しかもファズスたちの研究成果のアイテムによって作戦が失敗になったから、それを調査しにバタルに向かったのに
その研究のお手伝いしてしまうのも話としてどうなんだろうと。
人間、獣人、エルフ、ドワーフって種族の設定ももっと生かして欲しかったかな。
まぁドワーフにいたっては2人しか出てこないのもおかしな話だけど。

なんだかんだ良くなったところのほうが長くなりましたが
トータルで見ると、人は選ぶけど面白かったなって思います。
20年待ってコレかよ!って思うところも多少はありますが
ポーンシステムの面白さがすべてだと思います。
自分のメイポが一番かわいい!から、あの真EDはちょっとずるいですね。
ウルリーケが美人な正ヒロインすぎるのに、メイポが真のヒロインすぎました。
エレガンスペティコートが正装だから、これはこれでいいんだけど
ウルリーケの装備とか売ってくれないかな。マジで。
勿論、平常時の服と戦闘時のアーマー付きと2つね。

ドグマ2は、ポーンシステムの面白さにあぐらをかいたゲームだなって思います。
ただ、ポーンたちとの冒険の楽しさがすべてをひっくり返してしまいます。
多分アップデートでも、劇的に良くなって所謂神ゲーにはならないと思います。
でも不思議な魅力が詰まった唯一無二のゲームにはなっています。
興味があれば、だまされたと思ってやってみて欲しいです。
でも本当にだまされた!って思うかもしれませんがw

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