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すっぴん圏内開拓記、其の一

湯船に浸かると幸福度が上がる。

人肌に近い温度に包まれるからだろうか、
そこには安心感がある気がする。

今朝は起きてからいろいろと家事をして、足湯をした。

休日にも関わらず、おもむろに選んだのがパンツスーツで
膝の下まで裾をまくしあげて足湯をする姿も
裸足でもふもふとしたスリッパに足を滑り込ませているのも、
スーツ姿だとなんだか滑稽だった。

最近は仕事のあれやこれやに追われてあっという間に時が過ぎ、
ついでに私生活は今後1年ほど
資格試験に向けて長距離マラソンコースな毎日なので、
端的に言うと忙しい。

ただ、だいぶ充実した毎日で実に楽しい。

忙しいと食事がおろそかになりがちだが、以前と違って今は
同居人の分の食事作りも担っているので
テキトウなものは食べさせられない、!と、思い
割とちゃんとご飯を作っている。

正確に表現すると、
割とちゃんと手を抜きながら、良いバランスを考えて
身体にいい食材を使い、ご飯を作っている。

なにを作っても褒めて全部食べてくれるので、
こちらもいい気になってせっせと毎日健康ご飯を作るのである。
いい流れだ。(笑)

世のご飯を作ってもらっている側の民よ、
それがたとえ美味しくなくとも褒めるよろしだ。
与えてもらった優しさは、きっと巡り巡って美味しくなって帰ってくる。
いずれ、きっと、、そう、きっと!!!(笑)


ご飯というと、

家で作るご飯もいいけれど、引っ越してきてから外食をしてこなかったので
家の近くのご飯どころをよく知らない。

そんなこんなで、今日のお昼は家の近く、
“すっぴん圏内”のご飯どころへ立ち寄ってみた。

ご夫婦で営まれているカレーのお店で、
美味しいのはもちろんのこと、なんだかものすごくホッとした。

外食と言うとなんと言うか、厚い壁一枚挟んだようなコミュニケーションが執り行われ、金銭と交換する意思表示をチラつかせると食事が無事提供される、といったイメージが拭えない。
普段どんな店に行っているのだ、と思われそうだ。
どんなひねくれ者か、とも思うだろうか。

そんな拗らせたイメージを小脇に抱えながら暖簾をくぐった私を
スパイスのいい香りとご夫婦の暖かい笑顔が包んだ。

人肌だ。これは、人肌の温度を持ち合わせた接客だ。

最高だった。

ひとっ風呂浴びたような、さっぱりぬくぬくとした気持ちで店を後にした。

たまには外食をするのも、いいものかもしれない。

そんな今日この頃である。

ドライカプチーノとメイプルナッツトースト

今朝の朝食はひとりで
大好きなキッチンに寄りかかりながら立食した。
キッチンがあまりにも好きなので、
食べるときもここに居たい。

同居人がまだ寝ている時は
ひとりでよく、キッチン立食をする。

少し粗くなってしまったカプチーノの泡を
もぐもぐ食べた。

野菜が足りない、タンパク質がたりないと思いつつ

休日の朝はワルイ事をして楽しみながら過ごしている。

朝と昼の話が入れ替わったな。
そんな日もあるよな、な、ごはん載せがちエッセイ。

おわり。

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